【ジャンプ33号】感想あれこれ その1
ジャンプ33号の感想あれこれー!
創刊50周年記念号はボリュームたっぷり、見どころもたくさんだったね!
そのうえ週間ペースで記事を追うのが厳しい時期。とはいえ数週まとめて読めるってことは悪い事ばかりでもなかったり。
いえいえ、がんばって追いつきますよー!
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ONE PIECE、一宿一飯で恩。
巻頭カラー、なんと次号と二号連続。
一枚目はショッピング帰り?の麦わらの一味。本編とは別に海外のムード。ハンバーガー、ポップコーン、コーラにジーンズ、スカジャン、「holly」と来たらアメリカがテーマかな。するとナミさんのミニスカートが風に煽られる姿はマリリン・モンローからだねコレ。
動物をひと睨み。以前から動物関係は強かったルフィ。懸賞金も上がったしその点はさらにパワーアップ?ワノ国編のいろんな動物のデザインもまた楽しみなところ。
ルフィが偶然助けた事になった少女、お玉ちゃん。ほっぺをちぎって食べさせた相手を従えることができる能力をもっている。
きーびーだんごっ!と唱えさせるだけで「相手をお供にする能力」って納得できちゃってる!と逆に新鮮だったり。
ルフィのボキャブラリーに「従順」があるとは…w
幼いながら義理人情に厚く、光月の御家の側の人間。単独行動のルフィにとっては心強い味方になるかも。
あ、このタヌキ!「ぶんぶく茶がま」だね!
カイドウの工場によってワノ国は環境を汚染されている様子。お玉ちゃんとそのお師匠がこんな所で貧しい暮らしをしているのは…エースを待ち続けているからだった。
そういやエースがオーズJr.に編んであげた麦わら帽子ってワノ国で習ったってのがあったんだよね。お、ルフィの帽子もワノ国製?
ルフィに迫る影。それは最悪の世代の一人、バジル・ホーキンス!百獣海賊団真打ちの肩書き…どうなる?
まあ先の話を知ってるんで「どうなる?」もこうなるもないんだけどねw
う!ハズカシッ!…耳まで赤くなるじゃないか!
もともと赤いだろ全部。
とはいえカイドウにすぐ連絡しなかったその真意は気になるとこではあるね。
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鬼滅の刃、時任無一郎、その過去。
玉壺の術にとらわれた時任くんが見た幻。言葉は炭治郎の姿を借りた父親のものだった。術を破り記憶を取り戻した時任くんは赫い瞳を持っていた父の面影を確かに思い出した。
てか人相も似てるよねえ?
時任くんのお父さんのお仕事は杣人。木こりだね。時任くんが十歳の時に両親は他界。両親がお互いのためにとそれぞれにしたことが原因だった。
杣人(そまびと)って言葉、知らなかった。メモしとこ。
有一郎くんはキツい物言いの子で時透兄弟の暮らしはギスギスな雰囲気。そこに訪ねてきたのはお館様の御内儀。
その美しさについての時透くんのセリフが印象的。
剣士の子孫ってことはこの時、御内儀から二人に伝わったんだね。
ある夜、二人は鬼に襲われて…。
「人のために」
兄、有一郎くんはそうやって両親が亡くなったことに打ちのめされながら、弟のためを思ってっていう相反する内面を隠していたんだね。
無一郎の無は無限の無…!
記憶の霞に消えていた声。霧の晴れた今、声は時透くんの無限の力を呼び覚ます!
クゥー!カッコいいぜ!
お兄さん死んじゃったのかあ。
二人とも鬼殺の剣士になって並んだらもっとカッコ良かったのになあ。
小鉄くんも致命傷受けたんだよね。死んだらやだよ…。
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約束のネバーランド、その世界からの脱獄。
レウウィスを斃したあとの全員での脱出。それには負傷者の運搬がネックに。オリバーは負傷した自分たちを見捨てろと提案したってのが前回。
ルーカスへのこれまでの感謝を語るオリバーたち。恩人で師匠で兄さんで、そして父さん。孤児として育った食用児たちにとっての父という存在はたぶん読者の認識よりもはるかに重いはず。
しかしルーカスには言い出せない真実が。怖じ気づいただけの自分のために…ルーカスはその提案をのめるはずがなかった。
ルーカスが隠している弱さって少しスッキリしないところがあるなあ。でも清濁併せ持ってるっていうか、そういう内面の複雑さでキャラクターとしての人間くささが増してるよね。
レイをはじめ子供達を踏ん張らせるのは、エマの「誰も死なせない」という意志。誰も置いてはいかないと皆は意見を一つに。
エマとルーカスが持っていた「最後の手段」とは猟場の緊急破壊装置の作動。これによって一行はゴールディ・ポンドからの脱出に成功する。忌まわしき猟場とはいえ長く暮らした場所。切なげに思い出を振り返るジリアンの表情が印象的。
鬼に立ち向かい猟場を破壊したルーカスたちを称賛するレイ。世界を変えた一歩を刻んだルーカスたちのように自分たちも、と決意を新たに。次回からは新展開。
意識を失ってるエマにはセリフがないんだけど、周りのみんなが「エマが」「エマなら」って代弁したみたいになってたとこ良かったよねえ。
レイが「俺達も」ってまた以前にエマの言ってたことを思い出しながらだったよね。
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こちら葛飾区亀有公園前派出所、両さんご帰還です!…あら?w
「節目節目に現れる」のコピーにちょっとクスッとしたり。それもまたスゴいことですよ。
50周年のお祝いという回で両さんがサボろうとするというw「そんなチャレンジ漫画描いてどうする!」という大原部長のカミナリがウケたw
「別な漫画に出てるかも!斉木とか!」
「今年完結しました」
ってw このネタをやりたかっただけの展開だったんじゃ…w
とりあえず行きましょうってことでお馴染みの派出所へ。
でもその前にバインダー漫画のくだりがあったせいで、そのなんというか…w
時節のネタを取り入れても最後には金塊を載せたトラックで逃亡。相変わらずの両さん、だけどそれが良かった…のかなあ?w
2020東京五輪の時の話をしてるけどその間に1回帰ってきてほしいね。
なにかイベントあるよね、たぶん。
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呪術廻戦、それぞれの、絶望の、積み重ねの先。
学校で理不尽なイジメを受けるとある少年。積み重なった絶望がイジメグループの少年らを奇妙に殺した呪霊、真人との出会いを彼に受け入れさせていく。
新展開「幼魚と逆罰」編。神への理不尽な願いで、逆に自分にバチがあたること。それが逆罰。
自分に向けられた悪意に悪意で対抗しようとすることは…バチがあたる事…?
今回、五条先生の都合で虎杖の引率を委されたのは脱サラ呪術師の七海建人…先生でいいのかな?
五条先生の後輩だし引率してて指導してるから先生でいいんでない?
七海先生、人間関係的に壁があるというか溝があるというかムズカシイ人だね。
七海先生が虎杖に言う「宿儺という爆弾を抱えていても己は有用であると、そう示すことに尽力してください」って指示として的確だよね。
「言われなくても認めさせてやっからさ」ってちょっとカッコよかったのになあーw
指示しといて「どうでもいい」はないよねw
小さな絶望の積み重ねが人を大人にする。七海先生の言うことはちょっとおもしろいね。
そこで真人に出会った少年についてまた思い返すところなんだけども…イジメられて与えられた絶望を積み重ねた彼は「大人」かな?
そうじゃない感じがするんだよね。
諦観とか超克とか精神世界的なワードを調べてみるだけでも勉強になったりするね。
コンビニの惣菜パンのお気に入りはたまごコッペパンです。
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ブラッククローバー、空にそびえる黒の暴牛の城ー♪
メンバーの連携で黒の暴牛アジトは攻守に無敵の要塞に。もぐんちょもぐんちょしてるのがたぶん強さの一番の原因。
食えば食うほど強くなっちゃうし、したらどんどん料理を作れるしチャーミー先輩の魔法ヤバすぎだよねw
町を巻き込む程の威力の魔法にはアスタキャノン。これは強い!w
アスタの人間大砲って特に威力の強化もできなさそうだし意味ないのではw
見た目がおもしろいから全然オッケーじゃろがい!
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BLEACHと僕、長谷川智広先生渾身の実写映画ルポ漫画です。
青春兵器ナンバーワンの長谷川先生のBLEACH愛と作風が見事にマッチして、本来の映画の宣伝の目的以上のデキに。
全コマに愛があり全コマが面白いw
心ってどこにあるか知ってる?がウケたよw
相変わらず斎藤さんと仲良しなのが微笑ましい。もはや長谷川先生にとっての代表的なキャラだよね。
「ぜんぶ自称だー!」ってw
漫画家としてとファンとしての二つの立場で描かれた漫画。とすると50周年記念号に掲載されるに間違いなくふさわしい作品かもしれません。錦を飾りましたぜ長谷川先生!
まあパンティーかぶってるけどねw
しかし見慣れたせいかドラクエの賢者のあれみたいに見えてきたのは気のせいか。
映画キャストの似顔絵の画風で読切を一つくらい読んでみたいなあw
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【ジャンプ33号】感想あれこれ その2につづきます。
よろしくお願いします。