2018 41号 感想あれこれ その1!
9月24日号です。
月日のたつのは早いもの…言ってみただけです。
ではまいりましょ!
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約束のネバーランド、郷に入りては。
2周年記念の巻頭カラー。人気投票の結果について鬼がソワソワしてるという。仮面の頬を染めちゃってる鬼がかわいいのがズルいw
人気投票の結果発表。主役三人が票を大きく集めて安定した印象。ノーマンの出番ってこの時は少なくなっていたと思うんだけどレイを僅差で抜いて2位。アンナって地味に人気があるんだなあ…。
29位に善逸が入ってたと話題にw
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時は流れて1年と7か月。人間とあまり変わらない鬼の街での暮らしぶり。人肉が並んでる以外は。
鬼の子どもたちがおつかいをしていたり、商店があって大工さんらしき人もいてと文化的。
鬼の服装から風景まで生活感のある描写が興味深い。小道具の細かさにあらためて表れてるのはぼすか先生の絵の引き出しの多さ。
食べられる心配がないなら観光とかしてみたいよね。ボクはブタだから平気かな。
エマたちの探索は時間の飛んだ間も続けられており、あとの候補地は鬼の生活圏内。
森の中には野良の鬼もいたりしたけど、お店屋さんや行き交う鬼たちの様子はまた別。
鬼の姿のそこらの違いについての謎は後に明らかに。そして鬼の暮らしぶりはエマの思想にも影響していたようす。
鬼の変装の下にはちょっと大人びたエマたちが。成長した外見の変化の描きかたが絶妙。
人肉って部位ごとにわけて売られてるのは、骨とか肉付きとかで味が違うからかなあ。
ボクらも店で買う時はロースとかバラ肉とかで料理の仕方が違うもんね。
こっちを見ながら言うんじゃない。
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呪術廻戦、心の在処に。
大人たちの制止を振り切って「帳」へ飛び込んで来ていた虎杖。
一度死なせてしまった相手。「子供だから」引き留め「子供だから」とてそれを止められないとわかっている。
切ない伊地知さんと虎杖の交錯は心に残った場面。
虎杖と順平くんのバトル。
問答には「関係ない」「意味がない」「権利」と子供が言いがちな単語が飛び交って順平くんの未熟さもうかがわせているように感じる。
呪いの毒が虎杖に効かないことに苛立つ順平くん。自分にとって都合のいい事しかうけつけなくなっている彼の中で「なんで」は繰り返し、重なっていく。
自身の中の理屈を肯定できるはずの「人に心なんてない」という考え。
「ない」と思えば思うほど湧き上がる「心」が幼魚を苛む。
問答とはうって変わっての弱々しい言葉の吐露。
母を失わなければならない何かを彼がしたわけではなかったはずなのに。
寄り添うように事情を聴く虎杖。
人として心からの「呪わない」という誓いは今の順平くんにとってなによりのよすがだった。
掴まずにいられない蜘蛛の糸。しかしそれさえ「人の呪い」の思惑のうちなのか。
翻弄される幼魚の運命。打ち寄せるは悲劇の影。
なんだよまたポエムっぽくしたの?
言っても会話しながらの順平くんと虎杖のバトルってカッコ良かったよね。そこから順平くんがクシャッとなっちゃうとこがもうかわいそうでさ…グッスシ。
学校の生徒みんなを巻き添えにしちゃった後だけど、イジメられたりや、ましてお母さんが死んじゃうのなんて順平くんが悪いってことはないもんなあ。心がないってことにしたほうがマシってセツナイ理屈だったね。
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ぼくたちは勉強ができない、イヤよイヤよが[x]のうちなら。
姫と呼ばれる女、古橋ちゃんは意外にも男子から誕生日プレゼントをもらったことがなかったもよう。
いばらの会がそこんとこで暗躍してたんじゃない?男子のプレゼントを阻止してんのよw
でもま大ゲサに喜んでるのは、プレゼントくれた相手が…ってことなんだよねー。
プレゼントの中身はブラジャー!
やってくれましたぜ成幸のダンナ!
読みの鋭い古橋姫がもんもんもんと悩んだのは、やはり成幸くんへの好意が作用してるからなんだろうなと。
ボールペンをプレゼントしたたつもりの成幸くん。すれ違い勘違いの状況だけどドタバタは息が合ってて楽しい。
ひゅばっと口をふさいだ手のフォルムが好きなんですw
みんながチョイスしたプレゼント、アニマルなデザインでみんなカワイかったよね。
お、ビッグビジネスの予感がします。
「嫌じゃなかったから」っていう適度な曖昧さがニヤニヤさせてくれるじゃないですか。
しでかした!ってのが先にたってるけど大事なとこはそこじゃない!
嫌じゃなかった…嫌じゃなかったってとこぉ~(ギリギリ)
勘違いがとけたところでボールペンを貰いましたとアピール。
スタスタと歩く姿がシンクロしてるの面白いよね。
後は古橋姫の察しの良さにタジタジなオチ。
女心の応用問題は難問でございました。
下着のプレゼント…二人の間柄によるのかなあ。
サイズがあるもんだしね。それに人間関係的にちょっとリスキーかも?
「男の子はみんな大っきい方が好きなんでしょ?」
どう答えれば正解か…コレたしかに難しいねえ。
大きさじゃなくて味です、とかセクハラもがもごふが←ひゅばっとやられた
(最低だな…)
ここは「そ、そうだけどそうじゃないよ!」と言ってごまかしましょう。便利だなコレ。
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食戟のソーマ、姫ならば拐われるさだめ。
えりな様に忍び寄る怪しい影!と思ったらただのファン。な、何ィ?
なんすかねコレもなにかのパロディだったり?
今どきあえて写メを撮らない紳士なファンですな。
ベランダで涼むヒロインにペロッと「美人だな」とか言っちゃうのもお約束というか様式美というか。でもそれがえりな様のツボなんだしなあという。
こういうのじゃないと異性を意識させられないかもだよねw
とうとう正体を現した才波朝陽。態度もなんだか印象が違いますよ…?
それもだけどまず手下のみなさんですよ。
おお?ミニスカポリス…!みたいな。
いくら宮殿でも部屋の中で蛾がもりもり飛んでるのムリです。←w
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僕のヒーローアカデミア、見えない脅威。
B組の面々のヒーローネームおひろめ。
「黙示録の獣」って呼び方がカッコいいけど、これはヴァインこと塩崎ちゃんのセンスからの呼び名でジェボーダンとは関係ないみたいかな。ジェボーダンもセンスが良いネーミング。
昔に観た映画のタイトルで覚えたな、ジェボーダンって。
塩崎ちゃんは技のネーミングもカッコいい。
正解でハズレなーのだ。
イバラの描き込み細かいねー!ブラクロもだったけど苦労するだろねこういうの。
匂いで撹乱、電撃で牽制、すかさず洗脳のコンボ。おっほー!お見事!
意思疎通がポイントのチーム戦で心操くんの個性は「脅威」!
塩崎ちゃん洗脳から、たたみかけてる感じがいいね。梅雨ちゃん活躍してたね!
互いの力を認めつつ勝利。心操くんのこれからの活躍に期待せずにはいられないよね。
洗脳の個性ってネタがわれてたら不利なはずだよ?見事ハマった!ってとこ感心しちゃっておお!って声がでちゃった。
そういう点でフィジカル強化の「獣化」との対比って狙いはあったのかな。
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恋は戦争、金未来杯第三弾。アラビア吾郎先生の登場です。
洋画DVDのパッケージみたいな扉絵。アラビア吾郎先生の作風はカラッとあか抜けてますよね。
安定した画力の高さ。筆致がキレイでページに清潔感が。女の子もかわいいんですよね。
大げさなネタも画力の高さに支えられて笑いに。逆にちりばめられた小ネタも効いてます。
キャラデザインに独特な部分というか作者の個性、特徴をってのが課題では。
「あ、この人の絵だな!」ってのが薄い気がします。うーん、上手すぎるんでしょうかw
上手すぎるってじゃあどうしろっていうのよ。下手になれってことじゃないにしてもよ?
まったく勝手な事を…。
高橋くんの袖がビリビリなとこ好きw
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ブラクロ、強火が決め手だ。
ぶっぱだー!おもっきしぶっぱ!
オオオー!すげー!
火加減とか耐えるとかの話じゃないw
空気魔法が操るそもそもの空気を燃やし尽くして圧勝!
火炎獅子の掌って魔法だけど、アネゴレオン様がやってたやつかな。アスタとか炎で頭をガシッとやられてたよね。
ついでに肩やら腰を揉んだりしたら気持ち良さそうw(ジジイの感想)
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BE MADE、第95回手塚賞準入選。独楽京介先生の登場です。
デビュー作。1ページ目、作画にはまたまだ未熟さがあったことは否めないと思います。が、それがそれが…。
キャラクターにはひとりひとりに体温を感じます。
キャラや世界観は意表を付いてはないようですが、それが真正面から突破したような王道感に。
その王道感が31ページのお話の中のたくさんの要素にわかりやすいまとまり持たせていると思います。「ジャンプ」を感じさせますよね。
この受賞作でも最初と最後で作画の腕が上がっているのがすでに見受けられたり。
出っ歯のヤンキーの妙な存在感。不思議に気になるキャラだなあw
独楽京介先生はGIGAで「ベンケイ漢青春伝」を連載中。そっちでその上達ぶりを追えるね。応援してますよ!
2018 41号 感想あれこれ その2に続きます。
よろしくお願いいたします。