30号の感想あれこれ、その2!
キャプテン翼の「燃えてヒーロー」コレクションのおそるべき企画力。
ではまいりましょー!
ハイキュー!!、迷わず羽ばたけ。
第一セットを落とし、それについての解釈を確認しあっていた烏野。変わらないコンセプトの確認が第二セットからのメンタル面でのネガティブな要素を払拭していた。
しかし、これが…というのが今回。
第一セット最後のプレイの再現のような場面。澤村、今度は難なく拾う。見せたのは日向が稲荷崎戦でやったあのプレイ。チームに「呼吸」をさせ、態勢を楽にさせるファーストタッチ。
宿泊先で三年生三人がこのプレイに感心したのを話し合っていたんだよね。このほかにも誰かのナイスなプレイが伝播していく様子にはまいどニヤリとさせられるところ。
攻撃のコンセプトを維持することも「粘り」。音駒の守備との粘りあいは烏野のほうが燃費が悪い!烏が飛べなくなるのを待つ音駒。かけひきの熱さは次回も期待させてくれるね。
烏野の姿勢は勝ち方って点でサッカーワールドカップのポーランド戦にも通じるとこがあるんじゃない?不満に感じた人は日本が攻めて、得点して、自力で勝利するっていうのが正解だと思ったんだよねたぶん。
どこに重きを置くかって難しい話だからねえ。作品で例えるなら勝ち方の違いなだけで耐える部分はどちらにもあったんだよ、たぶんね。
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ブラッククローバー、ここだ!
高速の敵の強さを上回るのは、見事な「仲間」との連携プレイ!
これはほんとに良かったね!意外性もあったしおもしろかった!
連携プレイを可能にしたのは転生魔法を破るほどの強い絆。クゥー!熱いね!
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僕のヒーローアカデミア、炎、燃ゆるとき。
切断され滑り落ちるビルの上部を炎の熱線でみじん切り。エンデヴァーは以前より数段もつよくなっている。が、しかし。
複数の個性を持ち思考する自我を持つ脳無ハイエンド。エンデヴァーを越えるスピード、パワー。さらに再生の能力が最低に相性が悪い。
ハイエンドの自我の元々はどんなヤツだったのかな。
炎の攻撃の熱が体に篭ることがエンデヴァーの弱点。窮地で脳裏に家族の姿を浮かべ心を奮い立たせるのは…イヤな予感がする展開!
力の限りを振り絞った最大威力の攻撃もまたイヤな予感しかしなくて…!
引きちぎれるNo.1ヒーローの顔。戦いの描写にカットインされた「あ」っていうリアクションのリアリティ、飾られた花、穏やかな病室のアーティスティックなコマ割りでひときわ衝撃的で印象に残る1頁。
エンデヴァー、ダウン。果たして…!
30号は登場人物が致命傷を負う展開の作品が多かったわけなんだけど、エンデヴァーが一番ショッキングだったよ。もうシチュエーションからね。
敵を前に大の字に倒れちゃってるシーンもキツいぃ…。
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紅葉の棋節、違いがわかる男。
新たなライバル「雪柳 渚」。紅葉を蔵道紅葉本人と捉えて向き合ってくる雪柳に感じる他の人との「違い」。それは絵にも感じられて、その存在感が作品に締まりを与えた印象がある。
早速の対局。向かい合う二人の表情にもこれまでとは違う良さが。次回を楽しみにできそう。
個人として見ながら、こんどはお互いの門下の矜持をかけてるんだよね。これちょっと熱い戦いだね。
努力を積み重ねてるキャラってとこも好印象だなあ雪柳くん。
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キミを侵略せよ!、ウチュウジンカゼヒカナイ。
おかゆを作る際には食戟のソーマをお手元に…って前回もだけど、ソーマ好きなのか。無類のソーマ好きなのか。
ソーマ乱発w 稲岡先生、佐伯先生のアシスタントしてたのかな。
おかゆの入った熱々のお鍋を素手で持てる男、宙島ハジメ。体内温度はマイナス100度だそうでございます。
今週の華星さんコーナー。風邪よりもアホの子が伝染っているような…。出番が終わったらすぐはける見事な脇役ぶり。
最後はちょっといい感じ。若いってイイワネ。
体内がマイナス100度か…。夏場でもエアコン要らずだろうね。ほんとうらやましいよ!
ちなみに枠外の柱に「オールマイトVSハイエンド脳無」って書いてあるけど間違いだよねコレ。
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ノアズノーツ、エッチね。
不意にタイトルを回収したりしてちょっとビックリしましたよ。
露出美女に勝ってお色気エンド。ミライちゃんこういうの見れないタイプってちょっと意外かも。
見るのと見せるのとは違うってこと?
最後、二重にシビれちゃってるのかなw
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銀魂、鯱ってやつは自分より。
忘れてただけ…ではないですよね?w
映画「銀魂2」によせての空知先生のコメントが相変わらずおもしろい。光一の寿司ってなんのことかわからなかったけどググって苦笑いw
KinKi Kidsの光一サン、スシ王子!ってドラマやってたらしいねw
「スシ王子ニューヨークへ行く」って映画もあったみたい。キャッチコピーは「おまえなんか、NY!(にぎって やる)」
これはまたストロングなイジりだねw 光一くん泣いてないコレ?
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ジガ、最終話。おつかれさまでした。
ジガとダオンの融合。強さの源は「怒り」。シュラアに勝てた理由付けは異災連での特訓も回収していて用意したアイディアを出しきったかな?という印象。
都市を破壊したりの怪獣の巨大さを描写する展開がこれからあったかもと思うと重ねて残念なところです。単行本の書き下ろしがその部分だったらいいなと思います。
キャラやその他のネーミングが「マジンガーZ」ってよそで知るまで全然気がつかなかったよ。なるほどたしかに!
次回作、期待してますよ!
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ロボレーザービーム、こちらも最終回。お疲れ様でした。
藤巻先生がお好きなスポーツということで始まったゴルフ漫画と記憶しています。ゴルフのプレイはフォームも一定に決まっていますし、ショットの弾道、パットの軌道など表現の引き出しが限られてしまって漫画としては難しい題材じゃないでしょうか。藤巻先生の画風は写実的でとっぴな表現はマッチしませんし、主人公のロボのいつでもまっすぐに打つプレイスタイルはやれることが決まってしまってたんじゃないかと思います。登場したキャラの多くが手付かずの印象。苦しい連載だったのではないでしょうか。
1年オーバーの連載期間。そのへんはさすがな感じだよね。
ドリアンのキャラクター、好きだったなw
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ゆらぎ荘の幽奈さん、そうです遭難です。
無人島でのサバイバル生活もコガラシくんとなら全然平気、むしろ二人きりのご褒美な状況の千紗希さん。気持ちが高まるのも当然なわけで…。
引きつけておいてドーンのオチw これは「吼えろペン」のうちの1話のオマージュでしょうね。でもあれはすでに王道の展開だもんねw
コガラシくんが葉っぱビキニなんてはくから!w
あれは必要だったのかなあw
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てなわけで今週のジャンプもおもしろかったね!
また会おうー!