39号 感想あれこれ その2!
アレンジデザイングランプリの結果発表!
最優秀賞は無彩色なんだね。だけどそこに想像をかきたてる余地が生まれてて奇抜なアレンジをより引き立ててたんじゃないかな。
優秀賞の左端の炭治郎は完成度がすごいね。スマホゲーのキャラデザにそのまま使えるよコレ。
ほかの三つもそれぞれがテイストが違ってて面白いなあ。
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Dr.STONEの実験コーナー。スライム作りました。
この間の銀魂もそうだったけど別の担当さんがまたまた登場。YouTuberのノリなのかなあ?もしくは…経費削減?w
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アクタージュ、役者たち相食むべし。
Cカラーは真夏の日射しを感じさせる「銀河鉄道の夜」の主演二人。おそろいの白い衣装、ひまわりの花、小首を傾げた表情という絵。景ちゃんの髪に阿良也が指を絡ませているというこの一部分だけで全体に意味深な色っぽさを感じさせる一枚になっている。
「読み合わせ」の段階に進んだ稽古。阿良也はすでに別人に見える、と七生さん。「台詞のみのやりとり」で「台詞がない場面」を稽古するっていう禅問答みたいな状況をすんなりとした流れで読めるのは、阿良也の演技力を絵がしっかり伝えているから。
台本どおりのカムパネルラの沈黙。しかしその意味を巌さんは景ちゃんに確認する。
阿良也とは逆に「沈黙」が演技として不十分だと指摘される場面。作中のキャラも「どういう意味?」と理解が難しい流れ。
百城千世子のイメージを挟むことで景ちゃんの中にある役へのイメージと、それをどう演じればいいか「わからない」ということを驚きとともに読者側に共有させてきているのがおもしろい。阿良也のリアクションもやりとりの中でアクセントになっていてドキドキさせる緊張感を生んでいるよね。
さらには「それでいい」と巌さん。カムパネルラの中には対極をなす印象が様々にかつ同時に存在していて、まだ死んだことがないからわからないとのこと。
演ずることは「生きる喜び」、そして演ずるは「死者」。舞台の上で生と死を同時に内包し夜凪景という役者の存在は神性を帯びていくように感じさせる。
巌さんのカムパネルラ評は一見、千世子サンそのもののイメージ。ただ「死んだことがない」からわからないという点が疑問として残り、景ちゃんの役作りの壁となり立ちふさがる。
しかし巌さんは
「この世に理解の及ばない人間は存在せず」
「理解できるなら必ず演じられる」
と景ちゃんにアドバイス。
あら!?どーすんの!?死んでみるの?
ってなるよね。
死にません。いやコレ、ツッコミじゃなくて。
悩む景ちゃんを見ていて「カムパネルラよりジョバンニっぽい」と七生さん。たしかに。
景ちゃんこのあと自分にとってのお手本の存在に気がつきましたよ…?
「死せず生まれ変わる」
役をつかむためなら身を危険にさらすことも躊躇のない阿良也。すでに景ちゃんの疑問の先の境地に到達している様子。ところが…。
演ずるは「生者」、演ずることは「生まれ変わること」そしてそのために当然のように他者を「食らう」。阿良也のそれは景ちゃんとは対照的に悪魔性を潜ませているように感じさせる。
役作りの方法として回答を提示してるはずなんだけど、二人のイメージを真逆に印象づけてるからエ?どうなるの?って思うよね。すごく引き込まれた場面だよ。
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「役者を名乗るには」「人の道を外れる覚悟」が必要という阿良也。
実は過去回で同じような台詞があったよ。
キャラが内面にもつそれぞれの本質の理解は黒山墨字監督に線で繋がっている。景ちゃんの演技が「現実逃避の果てに生まれたもの」と黒山監督は見抜いていた。景ちゃんへ伸びたその線は黒山監督を経由しつつ実は百城千世子から繋がってるんだよね。(scene21)
そしてこのことが後の展開への裏付けにもなっているという。
出番が少ないと思わせておいて、裏でどんどん株を上げて只者じゃない感じを強めてるじゃん。…なんだあのヒゲヤロウ!←w
イヤ、でもほんとこういうのおもしろいね!
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阿良也さん、役作りのために橋から川に飛び込んでたもんで通りすがりのおじさん大慌て。
以前も役の感情の掘り下げに水へ潜るイメージを用いていた阿良也。生命の原点への回帰は生まれ変わりの疑似体験といったところ。
やっぱり以前の感想あれこれでなんだけど、潜るイメージってエヴァンゲリオンのあれかなあとか言ってたブタがいたような…。
ブッ!忘れてなかったか…!
通りすがりのおじさんには通じてないけど、なんで水に潜るイメージなのかの理由は説得力があるね。テキトーなこと言っちゃった恥ずかしいなー!真っ赤よ真っ赤!そんな目でみるんじゃないこのイヌ!
そうか、そういうことかリリン。
とまでは言わなかったけど、景ちゃんにジョバンニの臭いを感じた阿良也。演者たちは互いを相食む状況へ。
互いの内面を参考にする展開をキリキリと盛り上げる緊張感のある演出。広く割られたコマに描かれたキャラはオーラを放っているように感じられてきて作品がノッてきたと思いましたよ。
役作りなんだけどさ。
人は先祖が猿だったから木に登りたくなるでしょ?とかじゃなくて良かったよねw
それじゃさまにならないもん。
少年の気持ちには戻れるかもね、木登り。
ウホウホ言うとさらに良し…それだとゴリラかw
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アリスと太陽、マジでガチにはマジでガチを。
アリスと太陽、ゴンドラで登場。形勢逆転の演出がうまくいったのには黒幕十金プロデューサーの人望の無さにも一因が。
危機を脱したとはいえ番組本番は打ち合わせどおりデキレースのまま。
舞台裏で互いに感謝を伝えあった二人。音楽で自分の「全部」をぶつけるのが楽しい!演奏は審査員に強烈にアピール!
ちゃんとアイコンタクトしてるんだよね。
今回のサブタイトルはたぶんBiSHの「本当本気」。疾走感に溢れるとっても刺激的な曲。PVはYouTubeで。
賞を競う他の参加者もアリスと太陽の本気の演奏に煽られるような刺激を。ウヒョー!カッコいい!
審査員のみなさん、お互いにお互いが低い点数をつけるだろうと考えてたら歴代最高点をつけちゃった。十金プロデューサーブチギレ。
アリ太コンビの演奏を越えて優勝したらデキレースを疑われるかもとしのんちゃんのマネさん。しのんちゃん、裏でアリスちゃんに「本気全力全開でやればいい」とアドバイスをもらってた。憧れたのは独りステージに立つとびきりかわいくてカッコいいアイドル。しのんちゃんは自分で自分の道を「決めた」!
「見さらせ」
なまりを出したところがカワイイしかっこいい!百ヶ瀬しのんのその実力をナメんな!
デキレースをなくする方法、それは実力で勝てばいい!って簡単なふうに言っちゃうアリスちゃんのそういうとこがまた良いよね。
審査員三人をはじめ大人の脇役キャラのみなさんの画も良い味出してたんじゃないかな。
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火ノ丸相撲、こんにちわ赤ちゃん。
まだまだ夜の大相撲用語が名残を残す冒頭、チヒロは下ネタも最強レベル。かな?w
ややオヤジギャグ気味。でもそれが通じちゃうとこがまたねw
言葉を選んだつもりがますます…ヤダわもう鬼関ったらw
場面を想像してはイカンw
とにかく稽古場にはいままではなかった良い和やかさが。
三日目で全勝は五人。しかしその中に草薙は含まれてはいなかった。「二代目大和国」発言が重圧になったか動きは固く、逆に大典太のほうは敗戦を経て強さを増した様子。
二敗はまだまだ優勝圏内。諦めるのは早い。優勝決定戦で再び刃皇と見える可能性もまだあり得る。火ノ丸に自分の強さを信じろと柴木山親方。火ノ丸の中には未知の強さがある!
強さで言ったら火ノ丸の鬼丸は国宝級ってわけだね!ホラこのコマもなんとなくそう見えてきた!
便乗してよけいややこしくするんじゃないよ!
柴木山親方の力のこもった作戦会議進行を邪魔したのは小さな闖入者。なんとチヒロの子供。しかもシングルファーザー!?
誰の子じゃろうか、ああ俺の子だ…民謡の歌詞みたいなやり取りしてる場合か!
柴木山親方っていつもセリフの最後を邪魔されちゃうんだね。でもそれを怒らないで「抱っこしてやりなさいうふふ」なんて言えちゃう優しさ…うーんハンサム。
待てよヒョウ藤ってダジャレ?
そこに現れたのは出ました大般若!角界の傾奇者!ヒョウ柄のグラサン!浴衣!次の相手はコイツだ!
イヤッター!となりましたよ!楽しみ!
ヒョウ柄が好きなんだろなあ。個人的に傾奇者っていうと虎のイメージだけどね。ホラ花の慶次の。
豹っていったら杉良太郎なんだけど。
あれは江戸の黒豹だからヒョウ柄じゃないだろ!真っ黒だよ真っ黒!
さらには江戸に黒豹がいるか!(by江戸むらさき特急)
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食戟のソーマ、チータラ恋のうた。
えりな姫に猛アピール中の鈴木王子。今日も今日とて姫を沸騰させてるようですよ?
どこかで見たときあるような…髪にチータラ作戦は姫の少女漫画好きを知っていたかのようなおそろしい手口とのこと。
ただしイケメンに限るってあれでは。髪についた異物をとるまでは親切な人で済むけどそれを食べちゃうとなるとハードル高いよー?
ウソを確かめるために顔の汗をなめるハンサムがいたなあ…。だからどうってこともないけど。
オヤオヤえりな姫、もしや…?ってのを鈴木先生が察したようす。学期末試験は海が舞台。
田所ちゃんも察したようす…?だよね。
火ノ丸相撲の影響か、スイカとラムネが男女を象徴してるのか。なんて言いそうになったのは秘密だ!
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銀魂、本気出せばバナナで釘を打てる。
坂本辰馬の見せ場を奪ったのはバナナ。いやバーナナ!本領発揮したその力、侮りがたし。
頭をかきながら帰って来たキングオブゴリラ。仲間たちの思いは言葉を越えてお互いに伝わった…のかな?w
大気圏から落ちてきて形そのままで街に刺さったバーナナ、すごく頑丈だよね。
強い思いのおかげって言いたいけどたぶんバリアですきっと。
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総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書 田中誠司 、猫心あれば水心。
猫は液体って知らんのか?
知りませんでしたw 2017イグ・ノーベル物理学賞を受賞したテーマだそうで。
猫屋係長は流動性自律式のロボット。奇妙キテレツ摩訶不思議。
未来と過去を自由に行き来できる「時阮門」によって一万人の敵が押し寄せる…予定。
マスコット的なキャラデサの猫屋係長、液体化の表現とか地味に上手いんじゃないでしょうか。敵方、マーク係長のビルの狙撃シーンには迫力。
液体化できたらいろいろ便利そうだよね。でも寒いとこは苦手そうかな。凍っちゃったりしてさ。
ほこりとか細かいゴミが体に入り込んでイライラしそう?
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紅葉の棋節、竜馬いななきて。
駒の叫ぶ声を聞く百日紅くん。吹き荒ぶ熱く激しい音。その演出がピッタリとハマっているとてもカッコいい一コマ。
百日紅くんも紅葉と同じように昔のように楽しく将棋をさせたらと思っていて、やはり同じように心の中に落葉が積もるような気持ちを抱えてるんだよね。
落葉をかき分けて斬りかかる紅葉。意図の見えない一手、反撃に繋がるか否か。
駒を指す気迫が伝わる場面。やはりこちらもカッコよかったですな。
実は将棋って良くわからないんだけどねw 対局してる二人はカッコいいなあって思うんだよね。
ヒカルの碁のゲーム買ったけどルール覚えられなかった思い出。
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キミを侵略せよ!、フォークにはケーキをそえて。
お値段¥2000の高級ケーキについてくるフォークが大好物な男、ハジメ。いまさら宇宙人の食べ物にツッコミはしないけどフォークお持ち帰りってどういうことなのかなあw
なーんじゃそんなこともわからんのか(あーん?)
ケーキカフェのオーナーも鉱物が好物な宇宙人なんだよ!どーですかー!
そこに現れた相場姉弟。ハジメくんの表情ウケるw
ホステスさんの寝起きの素っぴん顔みたいな…w
相場(姉)のコミュ力攻撃を回避するため女子に変態したハジメくん。しかし回避どころか事態は泥沼な方向へ。
アスマの大げさな一挙一動をメインに笑わせる回。テンパり具合が見てられんw
食欲に負けてあーんされちゃうイチコちゃん。健全なシチュエーションならドキッとすることうけあいでしょうけども…w
陶器のスプーンを食べたことがある人なんていないわけなんだけど「は~お~いっし~」のイントネーションはわかるw
初対面の女性との会話か…。誰か芸能人に似てるとかそういう話したりするなあ。
…アレこれおっさんがキャバクラでやるパターンかも…(汗)
食べ物の好き嫌いの話とか間がもつよw
ポテトサラダにソースかけるよね?とか。
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ゆらぎ荘の幽奈さん、間取り1W(WORLD)。
天狐家の門を抜けるとそこには世界があった。壮大な景色、それは葉札から作られたとのこと。
画像のチョイス、ほめてつかわすぞよ。
記憶の封印を解かれ天狐幻流斎として目覚めた幽奈さん。紅白のカラーリング。強キャラ感あるし、キレイだしカッコいいね!
自分ち、あんまり広いと落ち着かないんですけど。竹野内豊。
仲居さんと幽奈さんが長年一緒に暮らしてきて、もう家族だと思ってるってとこ、いい話だったね。
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39号もおもしろかったよ!
最新号に全然追いつけてない状況、こんなブログでも読んでくれてどうもありがとう!
なるべく他所の感想を見ないで書いてるから、内容がダブってたりしてたらすいません。
ではまた会おーう!