ベストエピソードセレクション配信中
【ジャンプ20号】ハイキュー!! 第298話 導(しるべ)【感想】「黒尾さんに勝とうなんてまさか!そんな!」と月島。「僕一人で勝とうなんて1mmも思ってません」…ピンチサーバー投入、山口の出番が来たァー!ってのが前回。
月島と山口。二人のストーリーとそれを取り巻くキャラクターたちで全ページ全コマ余すところがないすばらしい回、それが今回だよ!
月島の言葉に返して黒尾さん、「一人でも勝つ気なんじゃないかい」と山口の様子を評したよ。
プレッシャーを感じさせない集中して落ち着いた表情。ピンチサーバーとしてのメンタルをゆるぎなく我が物にしてきてるね。
プレッシャーを感じさせない集中して落ち着いた表情。ピンチサーバーとしてのメンタルをゆるぎなく我が物にしてきてるね。
また月島が「あいつは僕の先を行く男なんで」と返す。
月島が山口についてどう思っているかを端的に言ったセリフだね。
今回のサブタイトルは「導」と書いてしるべ。そう言えば月島と山口の友情はお互いを「導」にしてるよね。
そうだね。そこに加えていろんな人との出会いが二人の「導」になっているんだよね。長い連載年数を経て思い返すシーンばかりの今回。読んでいる僕らの感慨もひとしおだよ。
音駒の後衛二人のちょうど真ん中に狙いを定めて…山口の一本目はサービスエース!い、い、ぞぉーッ!
さすがにお兄さんがレシーブできなかったんで、あかねちゃんをヒュンッとさせたねw
日向ともう一人のピンチサーバー7番木下も「!」っていうリアクション。それぞれの思うところを想像しちゃうね。
木下先輩、後輩に負けない活躍しなきゃだぜー!
山口、ガッツポーズ!烏野応援団を沸かせたね!おお、割と平均年齢高め。
一コマ一コマ、各キャラの反応がみんな面白いね。
いまさらだけどここがハイキュー!!って感じだよね。コマごとに括られてるキャラはその括られ方にポイントがあって、そのリアクションがまた次に繋がって行くのを追っていくっていう、そこが面白いんだよね!
影山と旭さんは同じサーバーとしての括り。自分のがレシーブされた影山がメラついてるのとそれを察してる旭さん。ウケるw
■
山口の二本目、狙い通りのサーブを今度は2番の海がオーバーハンドでレシーブ。
山口としてはレシーブを乱したいところだったけどボールはセッターに。Aパスってやつだね。
山口→月島とキャラの向きを逆にすることで「来た!」っていう期待感を与えてくれる
しかし月島にとっては「十分」。レシーブで後衛がもつれたところでアタックをする選手が1番黒尾と6番福永の二択に絞れたから。「後に続く男」の出番が来た!
研磨のトスを見極めた月島。そしてブロックは…かつて合宿で教えてもらったブロック!
ネットを挟んだように描いた効果音の重なりが生む立体感!
一瞬のプレイに、読みながら幾重にも重なる数々の場面。言葉も出ない…!
烏養コーチ、大舞台で魅せた選手たちの成長に感無量の表情だね!
ツーショットもキマってる!
会心のどシャットに敵も味方も大興奮!
会心のどシャットに敵も味方も大興奮!
止められた福永くん、ポツリと呟いて美味しいとこを持ってったようですよw セリフは増えてほしいけどやられたプレイと引き換え、となればファンはジレンマ抱えちゃうね。
相撲でいうところの「恩返し」をうけて責められる黒尾さん。
アオったつもりでどシャットくらったもんね。言い訳した結果誉めちゃってるとこが面白いねw
月島の内の想いが回想と一緒に湧き上がってくるよ。
二人のハイタッチ!最高のかたち、最高の場面で友として同じく肩を並べた瞬間だね。
作品の中では誰も言わないだろうけど読んだ人みんなの声が聞こえる気がするよ!
作品の中では誰も言わないだろうけど読んだ人みんなの声が聞こえる気がするよ!
「二人とも!カッコ良いぞ!!」
■
ネットの向こうから声をかけてきた黒尾さん。
「ツッキー 最近のバレーはどうだい」
「…おかげさまで」(本当におかげさまで)
ハハッ!月島らしいセリフ。
でも表情からは先輩たちとの出会いとその「導」に心から感謝してるんだなって感じるよね。
ラストの月島は初期の画風っぽいかな?
今回の内容と相まってまた読み返したくなってくるね!
努力型でホントに応援したくなるキャラの山口。そして見事なブロックをキメた月島。これまでを振り返りながら登場した全てのキャラが二人をたたえる展開。そこに読者の自分も加わっていることに高揚させられる回でした!