週刊少年ジャンプ

少年ジャンプ創刊50周年記念号

Screenshot_20180715-225542_1

少年ジャンプ創刊50周年記念号

monster09_2
2018 33号はジャンプ創刊50周年記念号です!
おめでとうございます!

animal_inu_1
半世紀の歴史。あの作品、あの主人公、あのエピソード…。そこに関わる漫画家先生、編集部のみなさん、読者の人数のぶんだけ思い出があると考えればなんだかドキドキするよね。

animal_buta_1
そんな50周年記念号。特別企画は内容もりだくさんだよ!この記事ではこの特別企画について赤いツノ野郎がいろいろ感想を言っちゃいますよ。


monster09_2
表紙は「現連載陣それぞれが選び描いたフェイバリットキャラクター共演表紙」!
折り込みをピラリと開くとバーンと並んだジャンプキャラたち。壮観です!創刊50周年だけに!

animal_inu_1
(……。)

animal_buta_1
各作者さんの画風で描くってことらしいよ。悟空はだいぶイメージ変わるかなw 尾田先生は意図あってのコレみたいだね。
ナルトはちょっとカワイイ?ドラマ「オー・マイ・ジャンプ」の生駒ちゃんのコスプレのイメージがあるかなあ。

monster09_2
全体的に見るとやはり主人公キャラのチョイスが多いんだけど表に見える場所の二作品でいわゆるライバルポジションのキャラがいるのが面白い。

animal_inu_1
ブラクロもハイキュー!!もふたり主人公ってキャラ配置の作品だよね。やはり作者さんが読んできた作品の影響ってあるのかな?

animal_buta_1
年代ごとのトレンドみたいなところはあるだろうけど、それもやっぱりその年代の人たちが子供のころに読んで面白かった漫画の影響によるものだからね。 

この連載陣のみなさんのチョイスについては後ほどコメントページがあるんでひとまずはこれまで。


Screenshot_20180715-225600_1

monster09_2
表紙の裏、50年の歴史を彩るジャンプヒーローたちだね!読んだことはなくても名前は知ってるって作品が数点あるかな?
「ど根性ガエル」はアニメ、しかも再放送で知ってたよ。「はだしのゲン」は小学校の図書室にあったなあ。

animal_inu_1
「ど根性ガエル」の主題歌をマネしてさ、「どっこい生きてる シャツのナコぉ~♪」って歌うと同年代にけっこうウケるんだよね!w

monster09_2
子供の頃は本屋の立ち読みも普通だった。おおらかな時代だったのかなあ。「ついでにとんちんかん」と「シェイプアップ乱」を立ち読みしてて売り場で笑い声が出ちゃって恥ずかしかったっけ。ガマンできなくなるくらい面白かった!

animal_inu_1
「とんちんかん」のえんどコイチ先生の作品に「死神くん」もあって、作者別に一緒の棚に並んでるからそのまま読むとこれがすごい罠でねw こっちは泣けてしょうがない作品だったんだよね。やっぱり売り場で泣くのをガマンしてて恥ずかしかったっけなあ。

monster09_2
奇面組も「三年」の時からずっと好きだった。「ハチマキとってお馬さん殺し」とか今でも覚えてる。「天網恢恢疎にして漏らさず」とかジャンプのアオリで知った言葉もあるよ。魁!男塾だよね、たしか。

animal_inu_1
アラレちゃんが交通標識のテストで「さんかくー!」って言ったのが激しくツボを突いたりしたっけなあ…w なんでなんだろ?w ジャンプ作品については思い出話が尽きないよホント。

animal_buta_1
これでも一部だよね。ここに並んでいない作品はもっとあるんだよ。スゴいことだねコレ。


monster09_2
鳥山明先生と井上雄彦先生の対談。いえ「黄金対談」!

Screenshot_20180715-225624_1

monster09_2
「ドラゴンボール」と「SLAM DUNK」が一緒に掲載されていた時期、つまり「黄金時代」ってやつだよね。対談で出る裏話ってたいてい面白いもんだけど、それが鳥山対井上ときたらもうたまりませんよ。

animal_inu_1
鳥山先生なら鳥嶋編集の話題は外せないよね。今回の対談でもまたその所業のひとつがあきらかに…w

animal_buta_1
お互いに謙遜してたり。井上先生的には鳥山先生は憧れの人なんだなあ。お手本にしてる部分って多いみたいだね。

monster09_2
「SLAM DUNK」が連載開始した時のこと覚えてるなあ。ドラゴンボールはフリーザと悟空が戦ってたあたりだったんだよね。ドカッバキッドーン!であれっもう今回終わり?って感じだったw 対談読んでみたらスゴい忙しい時期だったのかな?って思うね。

animal_inu_1
この時代はジャンプアニメも数多くあったけど、放送時間の尺と原作の連載ペースの問題があってアニメの内容の間の持たせ方がほんとに大変そうだった。テレビ見ててこっちも辛かったからねw

animal_buta_1
現在のワンピースでの1話ずつの情報量の多さはそれがアニメ化された時の時間的な尺不足の解消につながってるんだよね。キャラの多さもそうだね。

monster09_2
そう考えると鳥山先生と尾田先生ってそこらは真逆だね。鳥山先生はとにかく手間を減らそうとしてるw 天下一武道会の会場のマス目はアシスタントの手間だから早々に壊したとか言ってるしねw


monster09_2
連載漫画のどこかに海賊マークが隠されてるアレ。これけっこう難しかったり。

Screenshot_20180715-225640_1

monster09_2
炭治郎だけちょっと間違ってませんかワニ先生w やはり設定から海賊だけあってルフィのしっくりしてる感じは別格かな?

animal_inu_1
いえいえここは尾田先生のセンスだと思いますよ。メガネ主人公が何人かいるけどぼく勉の成幸くんはちゃんと見分けがつくね。紅葉と田中さんはちょっとカブっちゃったねw

animal_buta_1
デクマークすごく探した!w


monster09_2
歴代漫画家直筆サイン色紙大集結!
プレゼント用です。

Screenshot_20180715-225743_1
Screenshot_20180715-225811_1

monster09_2
連載作品から隠された海賊マークを探してそのページ数をハガキに書いて、欲しい色紙を一枚選んで、応募券を貼って送ると。目移りしちゃうなあー!
公式Webサイトでも見れます。これオススメだよ!

animal_inu_1
ジャンプ本誌を電子版で購入してる人は応募券がないから応募できないんだって。注意しなきゃね!

monster09_2
プロに対してこう言ったら失礼なんだろうけど、やっぱり絵が上手だねえw
一覧で見るとキャラデザインに世代が出るかもと思ったけどわりとそれぞれって感じ。

animal_inu_1
うすた先生がサインのあとに年齢入れてるだけで面白いのズルいわw

animal_buta_1
葦原大介先生の色紙かあるのがなんだか嬉しいね。あと鈴木央先生も。そうそう鈴木先生の背景って魅力があるんだよね。サラッと色紙に書いてこれだよ?

monster09_2
藤崎竜先生の塗りも良いんだよね独特で。あとムヒョロジの西義之先生は「ライカンスロープ冒険保険」がこれまでの作品以上に世界観と画風がマッチしてたし注目してるんだよね。色紙は…ロージーデカくない?w

animal_buta_1
一覧で遠目に見ると一回り大きく見えるような。あ、アレですよ成長したの!もしくはムヒョがお疲れぎみだったとかだよ!

monster09_2
複数作品連載してた先生もいるんだよね。どれか1キャラって難しいなあ。あのキャラの色紙が見てみたいってあるよね。アラレちゃん、モンモン、モモタロウ、武装錬金のカズキとか悟桐勢十郎、前田大尊、マサルさん、…キリがない!w

animal_inu_1
複数作品の主人公を描けてる先生もいるけど、そうなると多すぎる人も出てくるしね。荒木飛呂彦先生は歴代のジョジョを一緒に描いたら大変だし、小畑健先生は作画担当作品が多いからすごいことになるよ!w

monster09_2
(アレ?…欲しいかもw)


monster09_2
お次は歴代ジャンプ表紙ギャラリー。袋とじです。

Screenshot_20180715-230004_1

monster09_2
雑誌の表紙をなぜ袋とじに?と、疑問もありますが。やはり見てみると年代というかそのご時世を感じますね。

Screenshot_20180716-094747_1

monster09_2
野球人気、スーパーカーブームとかその時の流行が伺えたり。愛読者賞に古い歴史があったのを知って感心。

1970年代ページ上段右の手塚治虫先生の表紙にビックリした。「低俗天使」っていう題に今なら炎上ものの絵が。いや当時だって物議をかもすと思うけど…w 作品については未読ですがちょっと検索したところなにやらいわくがある様子。

animal_inu_1
バイオレンス、エロ、グロ、ナンセンス。良くも悪くも漫画に強い刺激のある表現を模索できる時代があったんだね。

monster09_2
「コブラ」が表紙を飾る1978 52号あたりからタイトルと内容がわかる作品が出てくるかな。
「キン肉マン」の顔が緑なのは表紙をよそのイラストレーターに外注したからってのはわりと有名なエピソードだね。

animal_inu_1
いやそれにしてもさ。なんの指示がないとしても緑ベースで黄色って選ぶかなあ?すごく体調悪そうに見えるw 手前のヤシの木とか摩天楼のシルエットとかは当時のオシャレイラスト感がすごく出てるのに!ボッスンがデザインしたTシャツみたいなのに!

animal_buta_1
うーんミルマスカラスとか覆面レスラーをお手本にしたのかな知らんけど。

monster09_2
ドラゴンボールが新連載スタートした1984 51号の表紙は今見ても鮮烈なイメージがあるね!
全然違う。オシャレだし20年以上たっていてめワクワクさせてくれるよ。

animal_inu_1
「ストップ!ひばりくん!」とか「きまぐれオレンジロード」、「ウイングマン」とかの流れもあるんだよね。
あとはなんだかんだ言ってブルマだよね。それまでの鳥山作品の印象を確実に変えたキャラだったよね。

animal_buta_1
あと印象深いのはBASTARD!!かなあ。ファミコンが普及してドラクエが流行って中世ファンタジー的な世界に興味が膨らんでた時期に、それを舞台にした漫画がバーン!と出てきたんだよね。魔法の描写とか装備のディテールとかダントツだったなあ。ダーク・シュナイダーみたいないろんな意味でメチャクチャな主人公がウケてた時代だったよ。

monster09_2
1990年代は表紙の「ジャンプ」の文字がまだ確認できるね。プの部分に値段が移動して来たり、キャラの髪がかかったりだんだん見栄えがモリモリしてきてるw
45周年号なんかロゴが隠れたからその上にちっちゃく改めてジャンプって書いてるよ。
なんかもう「ジ」って見えれば良いってデザイナーさんが言ってた記事の記憶があるんだけどソースが見つからないんだよねw


monster09_2
特別読切Cカラーのこち亀。
2017 42号以来、約一年ぶりの登場です。

Screenshot_20180715-232017_1

monster09_2
こち亀自体をこち亀がイジったり斉木に流れ矢を当ててみたりと変わらない面白さ。なんか安心した笑いでした。
時事のネタを展開してるけど50周年にはあんまり関係ないようなw
長期連載の思い出とか聞きたかったけどもう語りつくされちゃったからかな。

animal_inu_1
三億円事件とかドンガバチョとか聞けたじゃん。いつもの両さんが見れたのが一番だよ。ぜいたくを言うんじゃない!w

animal_buta_1
次のご帰還も楽しみにしてますw


monster09_2
表紙連動!フェイバリットキャラクター大紹介!
現連載作家陣の先生がたがお気に入りのキャラについてコメントしてます。

Screenshot_20180716-085550_1

monster09_2
尾田栄一郎先生が鳥山明先生のファンってのは有名な話だね。企画意図で尾田先生の絵柄で描くってことだったんだね。なるほどそれであの悟空。「二空半くらい」。たしかにね!w

Screenshot_20180716-085553_1

monster09_2
ハイキュー!!の古舘春一先生のカスケードのチョイスは文面から熱烈な愛情が伝わってきますなw 表紙の見た目はかなりのインパクトでした。空知先生はビチビチw

Screenshot_20180716-085557_1

monster09_2
食戟のソーマの附田祐斗先生と佐伯俊先生が選んだのはヒカル。小畑先生の作画が影響を。ああそれで!と納得したり、目標にしたからと言ってあれほどまで描けるようになるわけでもないよなあと感心したり。
川田先生がキン肉マンファンなのはらしいなって感じがするね。
堀越耕平先生もヒロアカのキャラたちを思い浮かべればナルトへのコメントも納得!

Screenshot_20180716-085600_1

monster09_2
どの先生も好きなキャラに強く影響を受けるんだなあってあらためて思うところ。

animal_inu_1
漫画家である前に一読者。当然ですよねえ。

Screenshot_20180716-085607_1

monster09_2
出水ぽすか先生がタルるートくんをお手本にしてたって事にそうか!と膝を打ったり。

Dr.STONEのBoichi先生と稲垣理一郎先生のチョイスはどちらも意外。こちらの勝手なイメージとはいえかけ離れたとこから選んだって感じがしましたよ。

Screenshot_20180716-085613_1

monster09_2
アクタージュのマツキタツヤ先生が選んでいる小島水色くん。このキャラもこのキャラを語る人もワタクシ、記憶にありませんでした(汗)
キャラに対して複数のカメラで見てるような、百城千世子が自分を見てるような俯瞰の視点的コメント。アクタージュの面白さの秘密がちょっと見えた気がします。しません?

Screenshot_20180716-085616_1

monster09_2
どの先生のどの作品にも、それまで読んできた漫画の「フェイバリット」が詰まってる。

その一人一人語るものに、話が通じてるなあって感じたことが長年ジャンプを読んで来た醍醐味というか、喜びを感じさせてくれましたよ。

animal_inu_1
まあベテランなぶん、ちょっと忘れてるとこもあるけどねw

animal_buta_1
里庄真芳先生みたいに苦しい時を漫画に助けられた人はたくさんいるよね。たぶんほとんどみんなだよ。


monster09_2
50周年記念読切「BURN THE WITCH」
久保帯人先生の登場です。

Screenshot_20180716-222840_1

monster09_2
面白かったですね。オスシちゃんとパンツとドラゴンボールのあらすじの時のBGMの着メロ。脳内再生余裕でした。
あとで記事にするかもなんでこんなとこで。

animal_inu_1
ラストのコマ、カッコ良かったねー!

animal_buta_1
舞台がロンドンってことで馬上鷹将先生の「霧の都のKK」って単行本出ないのかなーってのを思い出しましたよ。


monster09_2
特別企画「BLEACHと僕」
青春兵器ナンバーワンの長谷川智広先生の登場です!

Screenshot_20180716-085824_1

monster09_2
舞台は50周年記念企画の誉れ。漫画は大好きな作品の実写映画レポ。これを「幸せ」とせずなにが…なんだろ?wただのブリーチファン?
あいかわらず齊藤さんとなかよしでニッコリしました。

animal_inu_1
パンティかぶってて安心したw
たぶんかぶってないと死ぬ呪いかかってるんだよね。

animal_buta_1
でもこのレポはすごかったね。全コマ単独で笑えるでしょ。長谷川先生の本誌再登場は期待できますよコレ。


monster09_2
ラストは歴代漫画家コメント集。

Screenshot_20180716-100821_1
Screenshot_20180716-100828_1
Screenshot_20180716-100834_1

monster09_2
画像が小さくて見えませんけども。近況報告あり現在の仕事の告知あり。50年間ともなると先生方の年代の幅もものすごいことに。
名前やコメントがないこのほかのたくさんの漫画家先生もいらっしゃるわけですよね。全員網羅したら本誌一冊ぶん余裕で出来そうじゃないかなあ。

animal_inu_1
親子どころか、爺ちゃんと孫でジャンプの話ができるかもだよね!

animal_buta_1
しだいに本誌の発行部数は減っているわけだけども電子版で過去の作品も読める時代になってきたし、時代を彩るなまモノみたいな扱いからいつの時代でも世代を越えて読まれる作品へニーズが移るかもしれないよね。

monster09_2
これまでの漫画作品を読んだ少年たち少女たちが、読みきれないくらいたくさんの面白い漫画をこれから生んでいくんだよ。もう今この時も生まれているって考えると…いやあ、ときめくよねえ!

animal_inu_1
人は皆、心の中に少年がいるんですよ。
いないときは連れて来ましょうテキトーに。

animal_buta_1
まずはワンピースが終わるまでは死なないように健康に気をつけるよ!

monster09_2
あらためまして、50周年おめでとうございます!






【ジャンプ21.22号】僕のヒーローアカデミア No.180 人知れず【感想】

Screenshot_20180426-001413_1
このコラボって実はスゴい事なんじゃないでしょうか

【ジャンプ21.22号】僕のヒーローアカデミア No.180 人知れず

animal_inu_1
「芯がないと嘲笑うがいい!それでも結構!私は」
「笑わないよジェントル・クリミナル」
「勝って!ジェントルー!」ってのが前回。

animal_buta_1
ジェントル戦はセリフ回しも見どころのひとつだったよね。

Screenshot_20180425-230607_1

animal_inu_1
ラブラバの個性の効果がさらに強まる!

animal_buta_1
時間制限のある個性。でもジェントルの危機に応じてラブラバの愛情もさらに力を強めたんだね。

Screenshot_20180425-230614_1
ここでデクの名前を確かめているのがポイント

animal_inu_1
パワーアップしたジェントル、デクを力で圧倒!ジェントルがデクに志を問うたよ。

animal_buta_1
組み合う二人!迫力の描写!
ジェントルの問いは前回からの会話の流れだね。「なぜ自分を嘲笑わないのか?」って疑問から来てるんだろね。自分にはともに夢を追ってくれる相棒がいる。ならば相手は「何の為にヒーローを志す」?

Screenshot_20180425-230645_1

animal_inu_1
「同じだジェントル 僕だけの夢じゃない!」
デクの背負っているものを僕たちは知っている!
力を授けてくれたオールマイト、いつも心配させてるデクのママ…。

animal_buta_1
ミリオ先輩にサー・ナイトアイの無念。デクだってもしかしたら志なかばで犠牲になっていたかもしれない…!

Screenshot_20180425-230652_1

animal_inu_1
笑い方も知らないエリちゃん…「明るい未来を示せる人間になりたい!」
カットインしたのはかつてのオールマイトとのはじまりのシーン。

animal_buta_1
デクのオールマイトへの憧れと同時に、諦められない夢を持っていた自分。これは相手を笑わない理由も表している場面だね。そしてもう一つ、いろんな点で同じなはずのジェントルとデクがぶつかり合う立場になってしまった違いも示しているよ。
「同じ…か」と呟いたジェントル。でも自らの不運な境遇は誰とも同じじゃないんだよね。

Screenshot_20180425-230834_1

animal_inu_1
「最後に愛は勝つ」ラブラバとしてはジェントルを信じるだけ。タイムリミットを前に警報のセンサーを無効化するため一人、雄英の敷地に接近。

animal_buta_1
別行動になったら危ない!ジェントル、一気に攻める!
「恥も外聞も 流儀も捨てて 君を断つ!」
プライドって言葉を使わなかったのは一応「クリミナル」を名乗ってるからかな。

Screenshot_20180425-230909_1
ジェントルの気迫溢れる表情!

animal_inu_1
「まだこれまで戦ってきた方々には及ばんかね!?」
すべてを捨て、なおかつ全力をもって倒す。油断も手加減もしないことをジェントルは「礼儀」って言ったよ。

animal_buta_1
否定できない想いを背負った者同士。そんなデクのヒーローへの志に対する敬意からの「礼儀」だよね。それでも勝敗は不可欠。なりふり構わず全てを出しきらなければ失礼になるってことを考えたんだね。

Screenshot_20180425-230925_1
先生たちがヒーロー側なのに悪そうw

animal_inu_1
単独行動のラブラバはハウンドドッグ先生とエクトプラズム先生を確認。

animal_buta_1
現場に駆けつけたのは学園周囲を警戒してたハウンドドッグ先生だったね。クラスの誰かとか、オールマイトとかいろいろ予想したけどハズレちゃったねw

Screenshot_20180425-230941_1

animal_inu_1
場面は戻って迎えうつデク。指四本で空気弾を同時に撃つ!いわばショットガンだね。ジェントルは回避!

Screenshot_20180425-231000_1

animal_buta_1
デクから向かって左端が足にヒット!態勢が崩れたところをすかさずシュートスタイルでの攻撃!

animal_inu_1
キマったね。ジェントルの動きを見透かしたような一撃!

animal_buta_1
これ、デクはホントに予測したんじゃないのかな。ジェントルはとっさの時に右に飛びがちみたいだったよ。気のせいかな?

誰より戦い辛かった。気持ちの上でもそうだったろうね。

Screenshot_20180425-231044_1

animal_inu_1
引き返してきたラブラバの見たものは組み伏せられたジェントル。個性「愛」によるパワーアップは短時間そして「一日一度まで」だった。
ジェントルは逃げるよう言ったけど、ラブラバは取り乱してデクに叩きにかかるよ。

animal_buta_1
ラブラバの気持ちをデクが知るシーン、デクも困惑の表情だね。たくさんの人の想いを背負ったデクに比べればジェントルはラブラバたった一人。でも考えてみればラブラバってデク側の人たちの全ての想いに通じるものを一人で持ってるキャラだよね。

Screenshot_20180425-231109_1
ラブラバの表情を回想と比較して読ませることで緩急を生んでいる

animal_inu_1
必死の訴え。大泣きラブラバにもらい泣きしそうだよ。
ジェントルが思うのはラブラバの本当の幸せとはなにかってことだった。

Screenshot_20180425-231118_1

animal_buta_1
こうなったのは全て自分のせい。「私も幸せだったよ!」漂うモヤに噛みついたね。すべてを捨てたはずのジェントルがしたことは…!

Screenshot_20180425-231124_1

animal_inu_1
最後の力でデクを弾き飛ばした!これまでで一番、力が強化されてるみたいに見えるよ。

animal_buta_1
「彼女のために 彼女の明るい未来のために」。少しでも罪を軽くするために、まずデクとの戦いをなかったことにしたんだね。

Screenshot_20180425-231131_1

animal_inu_1
「誇っていい 君は君の全てを守り勝った」
ジェントルは今のジェントルにとっての全て…ラブラバを守るために負けたんだね。

animal_buta_1
「路傍の礫に躓いてしまってね」
自首という決断。抱き締め合う二人。これにて決着…!


animal_inu_1
「歴史に、後世に名を残す」ジェントルの夢は潰えたわけなんだけど、デクは自分の中にジェントルの名を記憶したよね。

animal_buta_1
そうだね。そしてジェントルも「少年」の名を…「緑谷出久」を残したね。戦いの中で次第にお互いの名を呼んでいたのにジーンとさせられたよ。

animal_inu_1
お互いが背負ったいろんな想い。どちらかが勝って否定できるような想いなんて一つもなかった。

animal_buta_1
ラブラバの想いを守るに到るのに、デクの「明るい未来を示せる人間になりたい」っていう志をジェントルがセリフに引いてるところが熱いね。
ジェントルひとりが自らの罪を自ら名乗り出るかたちで戦いが終わったことで誰の想いも損なうことはなかった。素晴らしい決着だよ。

animal_inu_1
戦いは人知れず。そしてお互いの名前をお互いに残したこともまた人知れず、ってことか。
…文化祭にも影響なさそうだね?

animal_buta_1
ジェントル戦は作画、セリフ、そのほかいろんなところが高いレベル。名勝負って言える戦いだったね。

あとは文化祭の様子を次回の楽しみに。
そしてちょっとだけでもジェントルにフォローが入ってほしいなあ。





【ジャンプ21·22号】ONE PIECE 第902話 END ROLL【感想】

Screenshot_20180424-184655_1

【ジャンプ21·22号】ONE PIECE 第902話 END ROLL

animal_inu_1
今回は巻頭カラー!
SWEETS BUSTERS!カラフルでメルヘンチック。ちょっとブキミさもあるお菓子のモンスターたち。いっぱいに絵心を感じる一枚だね。

animal_buta_1
ビスケットになってる一味。あれ、誰か足りない?ってちょっとゾロをさがしちゃったよ。


animal_inu_1
サニー号を逃がすためビッグ・マムの艦隊にたちふさがった魚人たち「タイヨウの海賊団」。命を捨てる覚悟で臨むかつての仲間たちをジンベエは置いてはいけなかった。ワノ国で待つ。必ず来い。死んでも死ぬな。ジンベエに船長としての命令を告げルフィたちはビッグ・マムのナワバリから脱出する。ってのが前回。

Screenshot_20180424-184817_1

animal_buta_1
すでに追手の姿はなく静かに海を進むサニー号。前回は見えなかったけどちゃんとサンジは船に乗ってたね。飛んで行けちゃうヤツだからジェルマに加勢に行ってたりしたらどうしようかと思ってたよ。

Screenshot_20180424-193159_1

animal_inu_1
ペドロの死を知ったサンジの頭をなでてあげてるキャロットちゃん。サンジに責任なんか感じなくていいって言ってあげてるね。

animal_buta_1
ペドロの想いをわかってはいる。サンジを気づかってもいる。でも別れの悲しみは隠しきれなかったね。ふだんは天真爛漫な彼女だからなおさら気持ちが伝わったシーン。サンジの返しも男前。

Screenshot_20180424-193226_1

animal_inu_1
マムが食い患いから復活した一方、いまだ交戦中のジンベエたち。タイトルはわからないけどソウルポーカスの詩が流れながら場面は展開していくよ。

animal_buta_1
世に甘みほど恐いものなし。陰謀渦巻くマムのお茶会の終わり、登場人物たちが順番に描写されていく。つまりこれがエンドロールってことだね。

Screenshot_20180424-193303_1

animal_inu_1
サンジの思い出を辿るプリンちゃん。謀略の結婚までのいきさつから式の様子、そして他の誰も知らない「最後のお願い」…。別れは悲しくて、でも美しいよね。

Screenshot_20180424-193314_1

animal_buta_1
サンジをダマして殺そうとした事が彼女の負い目だったんだよね。ルフィが脱出するためには別れは必然だった。
素直になりたくて、でもうまくできなくて最後に能力を使っちゃったんだね…。恋する女心ってままならないよねえ。それがかわいいとこでもあるんだけどね。

Screenshot_20180424-194938_1

animal_inu_1
サニー号がマムのナワバリから離脱したことが伝わって来てるよ。ジェルマに撤退指示。わりと持ちこたえてるって印象。


Screenshot_20180424-193327_1

animal_buta_1
ブリュレに看病されてるカタクリ。表の騒がしさとは別に鏡世界は静か。二人のやりとりは落ち着いた雰囲気で良い感じだね。

animal_inu_1
「どうしてわざわざ背をついたの?」
うん、言われてみればたしかに。

Screenshot_20180307-212128_1_1

animal_buta_1
カタクリがルフィに負けを認めたのはやりとりで察せれたけど、わざわざ背をついてたってのはわからなかったなあ。ブリュレ良く見てたね。
「なぜだろうな」ってのはとぼけたニュアンスだね。これはこの後の回想のシーンにつながってるよ。

さらにその前にフランペちゃんのことを思い出しておこう!

Screenshot_20180206-193504_1_1

animal_inu_1
ふむふむ。あの時はカタクリは自分の口にコンプレックスがあって隠してたかと思ってたけど…。ルフィを笑いものにしたフランペちゃんに「ならば俺も笑え!」って秘密の素顔を晒したんだよね。

animal_buta_1
妹のため演じてきた「誰にもナメられない完璧な男」のイメージは、歳の離れた妹によって崩された。兄への信頼は見せかけでしかなかったみたいだったよね。フランペちゃんとその取巻きの嘲りに昔のことを思い出して、そしてカタクリがそれを笑ったのは、やっぱりイメージが崩されたことで肩の荷がおりるような気もちになっていたからだと思ってるよ。

animal_inu_1
じゃあわざわざ仰向けに倒れたことは…ルフィに負けを認めて見せたことに加えて、ありのままのその姿を兄弟たちに見せて楽になりたかったのかもね。フランペに素顔を知られたことで完璧な兄への信頼なんてなくなったも同然だもんね。

Screenshot_20180424-193335_1

animal_inu_1
ところがブリュレにはとっくに「完璧な男」の秘密がバレてたんだね。照れて赤くなってるカタクリ。ま、こっちは普段から地に背をつけない話のほうがメインだけど。

animal_buta_1
にっこり笑ったブリュレはこう見るとママ似?食い患いでギリギリまで痩せてた時に似てる気がするね。

Screenshot_20180424-194922_1

animal_inu_1
ブリュレの回想によって、カタクリは自分の口についてはコンプレックスなんかないことがわかったね。むしろ笑うやつはぶっ飛ばすって勢い。でもそのせいで妹に危害が及ぶ事態になってしまった。

animal_buta_1
妹のためにスキを見せない完璧な恐怖を与える存在になる。そのために裂けた口を隠していたんだね。妹からの言葉とはうらはらに「ありのままのカタクリ」ではいられなくなった。

秘密を知ってやられてしまったコックたちは気の毒だったけど、こういう理由があったんだね。うーん…でもやっぱり気の毒。

animal_inu_1
敗北によって失ったように思えたものははじめからなかった。はじめからもうあったことをカタクリは知らなかったんだね。

animal_buta_1
兄弟愛って言っていいよね。殺伐とした海賊でも家族。カタクリはルフィとの戦いに負けてそれを知ることができたんだよ。

Screenshot_20180424-193327_2
ブリュレがルフィのハットを取ったのは「そのままでいいんだよ」ってことを象徴してる気がします

animal_inu_1
ルフィの状況を聞くカタクリ。二人の会話がほんとにいい感じだね。
「よかった」って思ったのはなんで?

Screenshot_20180424-193440_1

animal_buta_1
いろいろ考えられるけど、ルフィとの再戦を望んでるからっていうのが一番大きいんじゃないかと思うよ。
再戦については読者だって楽しみなところだよね。


Screenshot_20180424-193514_1

animal_inu_1
ビッグ・マム海賊団の大軍勢が集まっている場所にマムが到着。歌は甘い誘惑にのったなら取り返しのつかないことになると歌っているよ。

animal_buta_1
ジェルマとジンベエたちについては…。BADENDってやつだよね。

animal_inu_1
場面転じてルフィたちは脱出に成功と。そして時同じくして「バラティエ」。

Screenshot_20180424-193558_1

animal_inu_1
サンジとオーナーゼフのセリフがデュエットのようにシンクロしていくね。
食いてェ奴にゃ食わせてやる!

animal_buta_1
それは見返りしかないマムの「世に甘みほど恐いものなし」と対極の「コックの心意気」。オーナーゼフからサンジが受け継いだのは優しさ、それも無償の優しさだね。サンジに関わるキャラたちとの別れはいわば隠し味。二人が並んでしめくくったビッグ・マム編。後味はちょっとほろ苦かったね。


animal_inu_1
たくさんのキャラが出てきたマム編だけどフェードアウトしてる人もいて、これが気になったりします。

animal_buta_1
まずはペコムズ。ずーっとさんざんな目にあってばかりで最後まで惨たらしげ。やられてしまったのかな(涙

animal_inu_1
ローラとシフォンの父親パウンドも。オーブンによって海に捨てられてしまったけどあれでおしまいなのかなあ(涙

animal_buta_1
あとジェルマにいた女性シェフのコゼットちゃん。サンジがかばったところ陰でボコボコに。あのあとどうなったのか気になる…!

ほかにもまだいそうだなあ。

animal_inu_1
ジンベエとジェルマたちにマムが迫るラストだったけど、ソウルポーカスはこの人たちに効くのかな?

animal_buta_1
ちょっとでもビビったら寿命をとられるってことでジンベエは一度退けてるんだよね。イチジたちも一部の感情を失っていて恐怖は感じなさそう。
でも今回のソウルポーカスは「LIFE」or「DEAD」だからそもそも逃げ場のない選択肢なんだよね…。

animal_inu_1
どこかでフォローされるといいね。それこそアニメとか。

animal_buta_1
アニメがヒントかもとか言ってそうでもなかったじゃん前回!

monster09_2
(スイマセンでした…)オションボリ




【ジャンプ20号】火ノ丸相撲 第189番 ホントの気持ち【感想】

Screenshot_20180315-215752_1
単行本20巻は5月2日発売!

【ジャンプ20号】火ノ丸相撲 第189番 ホントの気持ち

Screenshot_20180422-113323_1
レイナさんの後輩ちゃんの次の出番に期待

animal_inu_1
童子切の狙い、それは刃皇の取り口を狭めることだった。しかし刃皇は憤懣と静謐の相反する二つの相を発現し童子切を退ける。自分が刃皇に勝つためには…火ノ丸は何を思う、ってのが前回。

animal_buta_1
蜻蛉切に勝てた時と同様、死ぬ覚悟で臨まなければ。そんな火ノ丸を周りの人たちはいろいろ気にかけてるんだよね。

Screenshot_20180422-113328_1

animal_inu_1
まずは監督責任者の柴木山親方。おわ、なんですかこの圧。

animal_buta_1
親方っていう立場からしたら、蜻蛉切との取組についてはほめられないんだね。まず先に体調の管理、検査入院させる…というていで、火ノ丸は謹慎させられたみたい。

Screenshot_20180422-113521_1

animal_inu_1
蜻蛉切にケガをさせられた薫丸関のお見舞いに来てる火ノ丸。お、レイナさんも一緒。

animal_buta_1
スマホ使って火ノ丸の対戦を見せてたんだよね。ま、関係者ってことで。
巡業が何日か休みになって時間ができたって、お見舞いに来れたんだし悪い事ばかりでもなかったような。

animal_inu_1
「客前であんな…喧嘩みたいな相撲をとってしまったんで…」と火ノ丸。
薫丸関答えて「ヒヤヒヤしたぜ 二人とも無事に土俵を下りれて良かったよ」と。
ウウッ!丸さんって優しいッ!

animal_buta_1
火ノ丸はもちろん蜻蛉切もだよ?まあ火ノ丸も蜻蛉切を痛めつけたるって勢いだったからね。あとあと問題になったかもしれんと思ったらケガとか無いにこしたことはない。でもやっぱりこのセリフは優しさからだよね。
…誰だよ後ろから吊ったらバックドロップ食らわせとか言ってたイヌは。

animal_inu_1
なっ!(ギクッ!)薫丸関の気持ちを察したら自分が恥ずかしくなって顔向けもできないよ。
犬が西向きゃ尾は東。…まあ意味はないけどとりあえず言ってみたよ。

animal_buta_1
(…。)

(ハア?)

「相撲を取っちゃいけないってのが鬼関には一番効くお仕置きだからなぁ」。薫丸関にそう言われた火ノ丸。後ろからのアングルで聞いてるときは何かを思うところがある時だよね。

Screenshot_20180422-113408_1

animal_inu_1
絶対に土俵に帰ってみせると宣言!薫丸関、いつにもまして男前!

animal_buta_1
火ノ丸も右腕の大ケガからの復活を果たしてるもんね。こう言ってもらえたら嬉しい。
と、すると励まされているようで励ましてもいたり。先輩力士としての気づかいには頭が下がる思い。
ただ…火ノ丸は薫丸の隠した心の奥底を案じてもいたって後のシーンでわかるよ。


animal_inu_1
ちょうどそこに親方が来て火ノ丸に「大事な話がある」って呼び出したよ。
あら本気で怒られるかも(ゴク…)と思っていたら…。

Screenshot_20180422-113429_1

animal_buta_1
「お見合い」だぁー!単刀直入にお見合い!
火ノ丸の表情と辞典から引用したみたいな簡潔な解説が相まっておもしろいシーンだね。

animal_inu_1
はたから見たらウフフと笑ってしまってるけど、本人にしたら気が動転する事態だよね。だってホラ…ねえ?

Screenshot_20180422-113445_1

animal_buta_1
レイナさんとの事について報告してなかったんだねw 照れて初々しい二人にニヤつかせられるけど、それ以上に親方のリアクションがおもしろいね。

animal_inu_1
汗をピピピピって飛ばしてるのカワイイなw ピューと逃げちゃうあたりもw

animal_buta_1
結局、柴木山親方は言葉で叱ることはしなかったね。蜻蛉切との取組についてはほめられはしないことなんで処分はしたけど、一にも二にも心配ばかりしていたってことだね。
親方は火ノ丸に土俵の外での「生きる理由」を見つけることが、「死の覚悟」に代わる力に繋がるって考えているんじゃないのかな。


animal_inu_1
レイナさん、火ノ丸に自分と付き合ってるって認識があったことに安心してるよ。ちょっとチクリとやってやったねw

Screenshot_20180422-113533_1

animal_buta_1
話は薫丸についての流れに。似た境遇同士、相撲を取れないっていう苦しみはお互い同じく感じているって理解してたんだね。そのことについての力添えすることにも気づかいがいる。病室で鬼丸がなにかを感じた描写はここのところだったんだね。


animal_inu_1
刃皇は相撲で幸せになれと言った。相撲を愛しているならば、相撲で不幸になってはいけないってことだったね。
ここでそれが「持ってる側の理屈」ってあらためて火ノ丸は言ってるよ。

animal_buta_1
蜻蛉切との取組ではギリギリ最後に踏みとどまれた。結果的には蜻蛉切の考えを否定できていたよね。

Screenshot_20180422-214245_1_1
冴ノ山に言われたことがギリギリで効いていた

animal_inu_1
でも勝てたことのほとんどは、火ノ丸のそもそもの本性「死の覚悟」を力に変えていたことだったよね。火ノ丸本人にもその自覚があるよ。
それでも刃皇に強さには届かない。ならばケガを恐れてなんていられないってとこに来てるんだよね。

Screenshot_20180422-114613_1

animal_buta_1
一度は何がなんでも生きてやるという覚悟に行き着いて、それが張り手や一本背負いと結びついていたんだよね。ただそれは「横綱相撲なのか?」っていう疑問を残していた。
今、死地に活路を見出す強さが張り手、一本背負いと結びついたことで疑問はさらに浮き彫りになって「理想」そのものをも捨てざるを得ないところまでになってしまったんだね。

animal_inu_1
刃皇、大和国、二人の神ともまた違う道だね。神に並び立つ事を目指しながら、神から遠ざかっているような…。蜻蛉切に勝った時は火ノ丸がさらに強くなったと思ってたけど心配になってきたよ!

animal_buta_1
「火ノ丸は一人じゃどこまでも無茶をする。近くにいて支えてやってくれ」
駿海さんがレイナさんに言ったセリフだよ。ここはレイナさんの出番だ!

Screenshot_20180422-113726_1

animal_inu_1
どこまでも一緒に見届ける。ウーン良いねえ。
男の世界から一歩引いてじっと耐えて見守ってくれる女性、いじらしいわあ。

Screenshot_20180422-113730_1

animal_buta_1
と、強がりに耐えきれずに袖にすがる女、レイナさん。セリフはとぎれとぎれでか弱くて…ウワ!でもコレいとしいわあ…!

animal_inu_1
刃皇のそれならぬ、恋の二面同時発動だね。

animal_buta_1
オイ表現!
しかしまあ言うなれば「妻の相」と「嫁の相」かな。揺れる女心にキュンときちゃったよ。

Screenshot_20180422-114937_1
由美さんのまなざしにドキドキ

animal_inu_1
どっちの相でもレイナさん的には納得いくものではないらしくスマホで相談。ジタバタしちゃってるとこが不意打ち気味にかわいいw

animal_buta_1
相手は刃皇夫人の由美さん!頼りになるような、なりすぎるような…。
やっぱり恋人以上のものってのは感じますよね?

Screenshot_20180422-113740_2

animal_inu_1
由美さん、電車道w 
師匠はセクハラだろコレ!w あんたが支えてやれって言ってるのを真剣に悩んでるっつーの!

animal_buta_1
いや、待て待て。柴木山親方も火ノ丸が身をかためる事をすすめてきていたでしょ?この流れだからなんか笑えちゃうけど三人が三人ともこういうアドバイスになるってのはなにか真理を突いてるのかもよ。

animal_inu_1
後ろ姿で何を思うか、火ノ丸という男。
…正面から顔を覗いたら鼻の下伸ばしてめっちゃニヤニヤしてないだろなチクショー!ニクイヨ!

animal_buta_1
やかましいわ!
でも見ようによっては駿海師匠のコメントをコマをまたいでジッと見てるみたいねw


Screenshot_20180422-113807_1

animal_inu_1
ご機嫌ナナメな刃皇が、それでも巡業中負けなしだった。で、夏巡業編は結びって感じだね。

animal_buta_1
レイナさんと火ノ丸に進展がなかった事も重要だよなあ…。


animal_inu_1
火ノ丸の覚悟の行方とレイナさんの心の答えが展開の筋の一つだね。ま、これは前からだけども。

animal_buta_1
二人の結婚…ご懐妊イベントがあって親の立場になることが心境の変化になるかもって考えたりしたけど、巡業中進展なしっていうと期間的にそうじゃなさそう。

animal_inu_1
今回のレイナさんの態度がヒントになるんじゃない?
心強さ、切なさ、そして生まれる愛しさ…!

animal_buta_1
それは篠原涼子の相…!ってアホか!

animal_inu_1
チャンチャン!

animal_buta_1
記事はこんなオチだったけど、レイナさんのシーンが特に印象的な回だったね。刃皇と大和国が出てくると思うのは、じゃあ火ノ丸が「どんな神になりたいか」?ってこと。二人の神とは道を別にしたような今回。答えに繋がるキーワードは「愛」だ!たぶん!






【ジャンプ20号】僕のヒーローアカデミア No.179 開催文化祭!!【感想】

Screenshot_20180420-234230_2

【ジャンプ20号】僕のヒーローアカデミア No.179 開催文化祭!!

animal_inu_1
ラブラバの個性「愛」。必ず最後に愛は勝つとは言う…しかしデクだって負けるわけにはいかない!ってのが前回。

animal_buta_1
ラブラバの過去が明かされたね。今回はついにジェントルの過去が明かされるよ。

Screenshot_20180420-225946_1

animal_inu_1
プレゼント・マイクがオープニングを叫ぶ!個性でシャウト!じゃなくて一応、校内放送なんだね。

animal_buta_1
警備中のハウンドドッグ先生の様子はなにかに気がついたみたいで意味深かな。

Screenshot_20180420-230002_1

animal_inu_1
デクとジェントルの戦いをよそに開催時間が来た!

animal_buta_1
先生たちをモデルにしたアドバルーンなんか作っちゃったりしてるんだね。雄英の教師であると同時にプロヒーロー。知名度あるもんね。根津校長は…マスコット的な扱いかなw
でも見方によってはこのアドバルーンはジェントルが望んだ夢を象徴してるよね。

Screenshot_20180420-230348_1

animal_inu_1
愛する相手を短時間、数十倍にもパワーアップさせるのがラブラバの個性。奥の手をデクに凌がれてジェントルたちは驚愕!

animal_buta_1
「頼むから止まってくれ!!」必死なデクの表情、カッコいいなあ!

Screenshot_20180420-230405_1

animal_inu_1
「愛が足りなかった!」ラブラバ泣いちゃった!

animal_buta_1
愛が深まれば深まるほど与えるパワーか強まる個性ってことだからね。「君の想いが足りないなど誰が証明できよう!」ジェントルとしたらここを認めるわけにはいかないよね。

Screenshot_20180420-231018_1

animal_inu_1
弾力を与えた空気を何層にも重ねて相手を地面に押しつける技「ジェントリーサンドイッチ」。デク、地面を掘って回避!

animal_buta_1
ジェントルが地面にも弾力を与えてたらデクでもヤバかったんじゃない!? ギリギリの攻防!

animal_inu_1
「君も雄英生なら夢に焦がれるこの想い、おわかりいただけよう」
夢は一人だけのモノではない。夢、想い…ジェントルの言い分はデクならばなおさら理解できることだよね。

animal_buta_1
じゃあ「何で」?ってのは必然の問い。背負った想いに通じるものがある同士と言うのなら、どうしてほかの誰かの想いを踏みにじれるのか?二人は身も心もぶつかり合っているね。

Screenshot_20180420-233240_1

animal_inu_1
「それはそういうもんだろう!!」…?
どこかハッキリしない、ジェントルらしくない返しだね?

animal_buta_1
でも逆に素の部分を感じさせもするなあ。このセリフについてはこの後の回想でわかるんだけども、ジェントルの好みとかじゃなくて、突きつけられて受け入れるしかなかった厳しい現実から来てるセリフなんだよね。

Screenshot_20180420-231035_1

animal_inu_1
重ねて投げかけた問い。セリフはデクの背負っているものを説明してもいるね。

animal_buta_1
応じて吐いたジェントルの返事はやはり厳しい現実からきたものだね。

Screenshot_20180420-231039_1

animal_inu_1
ジェントルもヒーロー志望だったんだね。高い志を照れも隠しもしないで言えるとこは彼のいいトコみたいだけど、お母さん泣いてるね。

animal_buta_1
回想シーン直前のコマ、殴りかかろうとした右手が一度力が抜けているところがフォーカスされてるね。暴力はジェントルの流儀ではないところ。まだジェントルには秘められたなにかがあるっていう演出だね。

Screenshot_20180420-231056_1
喫茶店に出入りしてる描写。細かいとこ良い。

animal_inu_1
若きジェントルはヒーロー科ではかなりな劣等生、オチコボレだね。でもアクシデントに対して咄嗟に助けに入ろうってのも全然悪いとこじゃないのになあ…!公務執行妨害って厳しすぎな気もするけど、被害者は重症だし弁解は難しいのかなあ。

animal_buta_1
誰にも理解されず両親にも見放され…事件をきっかけにして大きく挫折してしまったんだね。

Screenshot_20180420-231113_1

animal_inu_1
夢を追う余裕もない暮らし。ヒーローとして成功した同級生に名前を覚えてさえ貰えていなかった。辛いなあ、これ。

animal_buta_1
ヒーローとして名を残すっていう夢が挫折した経験と、本来持っていた不屈の心が歪に組み合わさってジェントル・クリミナルは生まれたんだね。魂と並べて懸けるほどヒゲを大事にしていたのは、同級生に自分を認識させるため、再会した時の姿を後に思い出させるためだった…!

Screenshot_20180420-232853_1

animal_inu_1
「まだ」と夢を諦めないことの代償に何かを失ってきたジェントル。今、ラブラバの想いを背負って代わりに失おうとしているものは…。

animal_buta_1
「ジェントル」と名乗って掲げた矜持、プライドだね。自分の芯となる部分を失うことを自覚してるところが敵ながら切ない…!

Screenshot_20180420-230556_2

animal_inu_1
そんなジェントルの想いがこもった拳を受け止めるデク!続くセリフも印象的。すごく良いシーンだね!

animal_buta_1
これまで誰にも認められなかったジェントルの名を、デクは心に残すっていうような熱いシーンだね。風圧攻撃や弾力の攻撃からもつれ合いになって、今は拳を受け止めるっていう流れは、敵味方とは別の、人としての距離感の接近もビシビシ伝えてくる!

Screenshot_20180420-230556_3

animal_inu_1
にらみ合う両者!ゾクゾクする引きだよね!
ラブラバが個性を発動させてる?どうなる!?

animal_buta_1
ジェントル戦はキャラの表情の描画がほんとに良いよね。タマラン!


animal_inu_1
「笑わないよ ジェントル・クリミナル」ってデクの「らしさ」が出てるセリフだと思うなあ。敵に対して見せた理解っていうのかな。
会話の流れからいくと、なんで他の人の想いを踏みにじれるのかっていうところだよね。

animal_buta_1
怒って当然ってところ、デクがジェントルを笑わないのはかつては自分も夢を諦められない人間だったからじゃないかなあ。オールマイトとの出会いはただただ恵まれた事って言ってたしね。母親を悲しませてきたりもしたし。持たざる者の気持ちを理解できる男、それがデクだよね。

animal_inu_1
だからといって譲るわけにもいかない。鬼滅の刃の炭治郎の鬼に対しての姿勢と共通してるような部分があるのかな?

animal_buta_1
この場合はなんとなく似てる、とは感じるよね。
今回のデクの場合は「相手を笑わない」、「でも負けられない」って順序だから味付けというか印象は別のものだけどね。比較して読むのはおもしろいね。



animal_inu_1
ラストに「次号、決着!」ってアオリが出たけども…。誰かが助けに来てくれる展開はナシかなあ?けっこうそれを匂わせる伏線があったでしょ!?

animal_buta_1
青山くん、轟くんあたりはデクが買い物に行ったって気にかけてた場面があったよね。オールマイトは外出許可を提出されてるから時間が経ったら察してもよさそうだった。今回はハウンドドッグ先生が匂いを嗅んだ?って場面があったよね。
あとはちょい見せしてた心操くん…これは深読みしすぎだったかなあ。出て来てほしいんだけどなあ。
誰がデクたちのもとに駆けつけるか、注目したいね。