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【ジャンププラス】MIA ミア 雲上のネバーランド

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【ジャンププラス】MIA ミア 雲上のネバーランド

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「MIA ミア 雲上のネバーランド」は中国出身、五宝先生の描く作品だよ。ジャンプ+で全6話。単行本は全1巻が発売中だよ。カバーの作者コメントによると建築家、デザイナー、大学講師とさまざまな肩書をお持ちのかたみたいだね。
外国人作家の作品だからか左めくりだよ。絵本とかにあるやつだね。

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モノクロの街に赤いコートの少女、謎の銀髪の青年ジョーマとの出会いといちおうストーリー的な展開には沿っているけども、まずはめくるめく幻想的なイメージの奔流にまかせて読むのがいいかも。
どのシーンも光と影の表現が印象的で場面の空気感が心地いいよ。

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ミアは存在感のあるキャラクター。表情にも注目だね。

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作画は線も彩色も繊細。もちろん単行本は全編フルカラー。

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荒涼とした場面も上手いんだけどやっぱり綺麗な場面がいいなあ。

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冷たさや暖かさまで感じさせたり。うっとりするね。

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連載のほうのラストは少し唐突な感じもあったんだけど…。

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単行本には1ページの追加があってだいぶ着地感がある最後になっているよ。
そして「あとがき」にはくり返し読みたくなるようなメッセージが。
海外作品の雰囲気がほどよくスパイスになっていていろんな刺激を感じるね。

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興味があるかたはぜひ!





【ジャンププラス】ヴォッチメン

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ジャンププラスで連載していた「ヴォッチメン」。
残念ながら2018年1月24日で最終回を迎えたよ。

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ご存知ないかたに説明すると、主人公の日鳥ユーイチは恐ろしい風貌が原因で常に孤独。ひとり「ぼっち」だから「ヴォッチメン」ってタイトルなんだね。

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周りからはデビル日鳥って呼ばれて勝手な噂をたてられてたりするんだよね。謎の「吉田研究室」なる怪しい所のカウンセラーらしき人物にアドバイス(?)をうけて登場人物たちと仲良くしていこうとするんだけど思いどおりにはいかない。それでも最後は「あいつ、実はいい人なんじゃないのかな」って次の回に続く…って感じのコメディ作品だよ。

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セリフ回しがシャレがきいてたし、構成にまとまりがあって安定して面白かった。絵もいやみがなくて読みやすいよね。

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待望の単行本1巻が出たばかり。すぐ買ったんだけど、え?っていう驚きのタイミングで突然終わってしまったよ…ほんと残念。

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ただ、この終わりかたがほんとに良かった。
みんなが笑いに包まれていくのがしだいに「笑い」じゃなくなってくる。
飾り気なく淡々としてるのにそれが湧き上がるような感動になるんだよね。

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未読のかたにはオススメ。
全16話。気軽に読めるのもこうなればいい所かも?
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1巻は発売中、2巻は3月2日発売予定だそうだよ。
ジャンプ+ではコインでも読めます。