感想

【ジャンプ21·22号】呪術廻戦 第8話 呪胎戴天‐参‐【感想】

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【ジャンプ21·22号】呪術廻戦 第8話 呪胎戴天‐参‐

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突如出現した特級呪霊に緊急で対応することになった呪術高専の三人。あくまで生存者の確認と救出だけ。のはずが特級呪霊は想像を遥かに超えて強力。三人はいきなり窮地に追い込まれてしまう。

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身の内の両面宿儺を切り札に全員の撤退をはかる虎杖。しかし宿儺は協力どころか仲間の命を先に奪うという。呪力のコントロールはできないまま、しかし決死の時間稼ぎはギリギリで間に合った!ってのが前回。この件で誰かが死ぬってことが先に予告されていたよね。

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宿主の虎杖と「代わった」宿儺。様子が変わった相手に特級も困惑気味。

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前回まで禍々しく気色悪い敵だったのにむいたまんまの歯がちょっとカワイク見えるような。汗タラタラ。

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伏黒たちを困らせる状況を考えてる宿儺。指図するその態度は不遜。

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宿儺にしたら人間に都合良く使われるのは気にくわないよね。嫌がらせみたいな状況を考えてる。戯れみたいな軽いノリだけど伏黒的には最悪だよ。

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ところが特級はいうことをきかなかった!

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斬られた手首を再生して防御。つい再生しちゃったってノリと、「良い良い ここで死ね」っていう流れの落差でドキッとさせるね。

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呪霊の王と呼ばれるだけある圧倒的な強さ。そしてなかなかのエゲつなさ。

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口だけ大きいデザインの特級呪霊だけど表情豊かに描かれているね?けっこう感心しちゃうところ。

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虎杖たちが手も足も出なかった相手。
赤子あつかいってやつだね。手をヒネってるだけに。

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(……。)



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領域の外に脱出した伏黒。自分の責任について語ってるね。

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「でも死なせたくありません」「私情ですなんとかしてください」
両面宿儺を身に宿した時点で処刑対象だった虎杖に、執行猶予ってかたちで生きる余地が与えられたのは伏黒のセリフがあったからだったっけね。


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場面は戻って特級呪霊に語りかける宿儺。

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赤子どころか虫あつかい。惨たらしく壁にメリこんだ特級呪霊がまるで標本みたいだね。

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ところが呪霊にとっては治癒は容易いそうで。呪力を使う場合だけどね。
宿儺は「本物の呪術を教えてやる」って言いだすよ。

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印を結んでの呪術。これまでの体術系の戦い方との違いが次に来る攻撃の威力の高さを期待させてるね。

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伏魔御厨子のデザインの気色悪さというか嫌悪感は、そのものを見せることじゃなくて、こめられている呪いのおぞましさを想像させているところからきてる。それがすごいところだと思うよ。

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特級呪霊が一瞬でスライス!うわ…エゲツな…。

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ページをめくっての見開きでゾゾッとしたね。キンって効果音もまた寒気がするチョイス。ドンッとかザンとかとは違う感覚っていうか。

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特級呪霊は宿儺の指を取り込んでいたんだね。ダメージと呪力の素を抜かれた事で消滅。

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呪霊を祓い、では虎杖と代わるかというところで宿儺、邪悪な笑み。嫌な予感…!


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特級が死んだと知る伏黒の元に現れた宿儺。

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セリフの流れといきなり出現したっていう驚きでいいテンポが生まれてるよね。虎杖は宿儺と代わるのに手こずっているという。

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宿儺はまた驚きの行動に。心臓をほじくり出してポイってしたよ。うわ、コレイヤだわ!ベチャとかやめてよ、もう。

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こうすることで虎杖と代われなくさせるって算段か。このあと指ゴックンしてパワーアップ。こういう抜け目のないところと、この後の「もう脅えていいぞ」ってセリフに見える傲岸不遜な態度。宿儺はメチャクチャな強さとこういう質の悪い狡猾さでキャラに厚みがあるね。

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宿儺に殺すと宣言された伏黒。理由はない。いちいち言うとこ、やなヤツだよ宿儺。

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伏黒のいう「あの時」ってのは宿儺の指を食べた後の虎杖を「呪い」として「祓う(ころす)」って言った時だね。
虎杖はやがて宿儺と代わったとしたらそこで虎杖は死んでしまう。伏黒はこのまま戦ったらまず勝てない。どちらかが死ぬことになる結末だけど、まだ予想がつかないよね。


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特級呪霊と宿儺の戦いのなかで、虎杖は「呪いのなんたるかをまるで分かっていない」ってセリフがあったよね。逆に言うと呪いの力を使いこなしたら治癒が叶うかもしれないってこと。次回のポイントはここらかもね。

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連載開始からずっと虎杖が呪いの力をコントロールするっていうプロセスがストーリー展開の根っこにあるんだよね。ちょっとまとめてみるよ。

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第一話で虎杖のお祖父さんが亡くなったね。人を助けろっていう遺言と宿儺の指を喰って呪力を得られることが合わさって学校の呪霊を祓うことができた。

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第三話で祖父の遺言を動機にすることを校長に問いただされる。この問答で虎杖は「宿儺の指を喰うことは自分にしかできない」からと気付く。どのみち悔いて死ぬ運命だとしても「生き様で後悔したくない」と思うようになるんだよね。

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第七話、特級の呪霊に手も足も出ず自分が死ぬであろう状況で「人を助けるため」という動機は悔いで揺らぐ。呪いは負の感情から生まれる。自らの負の感情を否応なしに実感した虎杖はそれらを全て出し切ることで呪力に変えようと試みるがそれはうまくはいかなかった…。

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虎杖が呪力を使うためには確かな負の感情の出どころを探る必要が出てきたんじゃないかな。主人公が使う力としてはあまり相応しくないような感じだけどそれがどうなるのかに注目が集まるよ。

ホラー的な要素、雰囲気がどんどん強まって漫画のカラーが確かなものになってきた呪術廻戦。宿儺と伏黒の戦い、そして虎杖はどうなるか期待が高まるね。













【ジャンプ21·22号】アクタージュ scene14.異変【感想】

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コミックス1巻 5月2日発売

【ジャンプ21·22号】アクタージュ scene14.異変

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「クラスメートを目の前で惨殺される」役を演じようとするとどうしても嘔吐してしまう。自ら自然にフレームアウトして吐くことでNGを回避する景ちゃん。テイクはOK、茜ちゃんと仲直りはできた。しかし「役作り」より先に「自分を俯瞰のする力」を身につけつつある景ちゃんを、手塚監督は「歪な成長」をしていて「本当に気味が悪い」と評価する。ってのが前回。

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景ちゃんの演技についての賛否が分かれることでストーリーがどんどん展開していくよ。
最初のシーンはほかの俳優さんたちにも影響している様子。

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俳優さんだもの、四六時中演技について考えていても不思議じゃない。でも食事中にゲロゲロ言い合うのもいかがなものでございましょうかねえw

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スターズの和歌月 千さんは以前の景ちゃんと一緒にオーディション受けてたね。長身でスタイル良いし、今回だけでキャラがずいぶん立った印象があるよ。
一緒にいる堂上くんは前回、盛大に斬られてたね。

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自分の演技についてでケンカになってるのを見ている景ちゃんといつもの三人。ゲロ女呼ばわりはたしかに酷いw

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そこに現れたのは木梨かんなちゃん。彼女も同じシーンで一緒にいた役者さんだね。オーディション組にはふつうに通学してる人もいるみたい…って景ちゃんもそうかテヘペロ

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ゲロはドン引きだけどOKテイクを見て大変感心した様子。サインを下さいと来ましたよ。こういう事って実際にはあることなのかな?

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景ちゃんはもちろん初めてだろうけど、どうなんだろうね?周りの「おおー」っていう反応だけじゃハッキリわからないかな。
とはいえ、演技を認めてくれる人がまた増えたね。

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崖の向こう岸が崖だったり海だったりなのは気にしちゃダメだぜ

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撮影三日目、前日のシーンの続き。「逃げて!」つってその後だね。この島、けっこういろんなロケーションに恵まれてるのね。

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和歌月さんさ、似合うよね日本刀w

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手塚監督の太字のセリフに注意

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崖下に飛び込むのは別撮り。合成ってCGだよね。
本当に飛び込まないでね、あははーじゃないでしょ!監督!

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き、消えたー!飛ーびこーんだー!
つって読んでて手塚監督が「うん?」っていったあたりで正直、期待しちゃったよねw 欲しがっちゃってたよw

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カメラ回ってるから続けて貰おう…いやなんかテキトーじゃない?監督!
ふつうに助けに行こうとしてるヒーロー気質、それが星アキラ。

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茜さんも張り合ってドボーン!イイよイイよー!w
って現場で笑ってんの武光くんだけじゃん。

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崖の前で躊躇しちゃった木梨ちゃん、ズバッと斬られちゃった。
殺されて良かった…ってちょっとおもしろいねw

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和歌月ちゃんも張り合ってダイブ!日本刀に加えてアクションもハマってるね!
どこで張り合ってんだ!と堂上くん。いやゲロで張り合うよりぜんぜんマシだよねw

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またまた笑ってる武光くん。スターズの面々の反応もそれぞれ。
百城千代子さんの様子だけがなんだか意味ありげ…。

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うーん、怒ってるのかしら?って感じ?

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出演者三人、三様のコメント。ケガなく済んだみたいだね。
監督も自分のミスを認めてるね。で、カットがかかるまで芝居を止めなかった事を「役者の鑑」ってほめてるよ?
そこに堂上くんが口を挟んできた!怪我でもしたら撮影中断しちゃうじゃんダメだろって主張。和歌月さんには「度胸試ししろとは言ってない」だってさ。なんだよ…ゲロ吐けとでも!?

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言ってませんw

「こんな素人のゲロ女に感化されやがって」なんつってディスり。
景ちゃん、地味にショック。

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効率主義的なとこもある堂上くんにしたら、まあ景ちゃんの芝居は認められない…ってことかな。

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これは前回の手塚監督が言う「気味の悪さ」にも関連してるよ。俯瞰の視点を身につけつつ、役作りって点ではまだ「暴走」の域。堂上くんが認めたくないのは実はそこのところがポイントじゃないかな。

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かたや木梨ちゃんは景ちゃんの芝居の支持派。ゲロ女が目標、ではなくて。

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今の景ちゃんに教えを乞うのは難しいよね。ただでさえ知らない自分を探究してるんだしね。
そんな木梨ちゃんを見て男性陣は対照的なコメント。一つの事柄に異なる評価。ここ、アクタージュの面白さを象徴してるみたいなコマだね。

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源くんが懸念するのはオーディション組の撮影のせいで予定が押す日が続いたら喧嘩になっちゃうぞってことみたい?

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これは、陰で景ちゃんの芝居に対する賛否がキャストを二分し対立する状況になりつつあるってことでもあるよ。
おお、なんだかワクワクしてきたんじゃありませんか?


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場面は変わって手塚監督が映像を確認してるよ。「よく撮れてる」じゃないでしょ、まったく。
そこに現れた千世子さん。「よくないよカントク」現場がピリピリしてるって注意を促しにきたみたいよ。すると…

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手塚監督、意外なセリフ。これはキャストが対立し合うことを望んでいるってことだよ。

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え?なんでさ?監督ってそういう立場?


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映像チェックしてるカメラアングルだけど気がついた?これって「ホントに飛び込んだ時」を撮るためのカメラだよ。つまり…

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「カットをかけるのを忘れた」ってのはウソってこと?

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じゃないかな。「カットがかかるまで芝居を止めないなんて役者の鑑だねえ」ってホメた事だけど、「気味が悪い」って評した景ちゃんにかけるには違和感があったよね。

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「うん よく撮れてる いいね」ってのは、「ホントに飛び込ませる策」がうまくいったって意味かあ。

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今回、手塚監督が見せたのは思惑のしっぽの部分。本心の部分はまだわからないよ。そしてそれがなにか考えた時に見え隠れする顔があるよね…?

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あの人か。「黒山墨字監督」ね。映画のオーディションの時になんか言ってたっけね。あのヒゲなに企んでやがる!w


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「やっぱりそういうことか」と千世子さん。見透かしたのは監督のウソか、その向こうの本当の思惑か…!

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最後の二人のセリフ!こうなると真意が全然わからないよね!
これスゴい緊張感!

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手塚監督のセリフは「いつものように」と言いながら、喧嘩を売ってるような感じがする!
そして千世子さんは笑ってるけど笑っていない「自分じゃない顔」!
キャラの内面に底知れない闇を感じるばかり…アクタージュ、もう目が離せなくなる予感!!











【ジャンププラス(?)】俺物語!!

記事タイトル変更しました

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マーガレットコミックス 全13巻

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今回は「俺物語!!」(作画アルコ原作河原和音)だよ。
ジャンププラスで無料期間があって読んでみたところ、まんまとハマってしまったのでした。

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タイトルを知ったのは実写映画化されてテレビCMで流れてたときかな。少女漫画って普段は読む機会がないから内容を知るとしたらアニメ化とかドラマ化して偶然見てから「あ、原作は少女漫画だったんだ」ってパターンが多いんだよね。

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ストーリーは主人公剛田猛男とその親友砂川誠の関係に猛男の彼女の大和凛子を絡めた軸で展開していくんだよね。

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とにかく登場人物はいいヤツ、いいコばっかりで微笑ましいんだよね。
無料公開ぶんは800ページほど。単行本で5巻めのなかばくらいまでだったんだけど面白くてあっと言う間だったよ。

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猛男と凛子ちゃんのラブラブぶりをまいど見せつけられるんだけどホンワカするばかりw

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ただ「好きだ」で終わるとこがまたいいヤツ。と思いきやそれなりの欲求が膨らんでくるのを悩んだり苦しんだりする。二人がいろんな悩みに向き合ってるとこの初々しい感じにニヤついちゃうんだよね。砂川くんがどちらの悩みも相談されるとこも見どころで、客観的視点が的確だったりあたたかい励ましだったり上手いツッコミだったり。

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おろ入浴シーン、なんかジャイアンみたいじゃね?
ハッ!「剛田 猛男」ってそういうことか!なんて気付いたのがずいぶん読み進めたあたりだったのがほんと恥ずかしいw
つまり「砂川 誠」ってのもアイツからか!

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そこは「スネ川骨オ」とかじゃないと難しいからセーフ、とは言えないか。

砂川くんとの友情。この漫画の面白いところだよね。キスをどうするかの相談で男同士で練習しようとするくだりとかお腹かかえて笑ったよw

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お母さんの出産のエピソードがあるのは少女漫画ならではかなあって思ったよ。厳密には少年漫画にもないわけじゃないだろうけど見せ方っていうのかな。

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猛男の両親からの血の受継ぎかたが、外見も内面も半分づつって面白いね。
顔芸は独特の味があってこれがまたまいどウケるw

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キメるところはバッチリキメる男、それが猛男。
緊急事態で車椅子をほかの妊婦さんに譲る母親を、それならばとお姫様抱っこで運ぶってシーンだね。

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考えなしって言いながら、それが行動から気持ちが伝わる裏づけになってるとこあるんだよね。で、たまに人間離れした所業をしたりしてまた笑わせてくれたりするという。

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もっと続きをもっと続きをと読んじゃって、最終巻まであっという間に買っちゃった。w
電子版だから人目を気にしなくて良かったのはありがたかった。

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ふつうにしてたら読む機会がなかったかも知れなかったよね。
自分みたいなパターンは売る側からしたらカモだけど喜んでネギまでしょっちゃいますよ、こういう作品なら。


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ゴリ顔キャラに歴史あり。自分が読んだ狭い範囲でだけどちょっとまとめとくよ。

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少年サンデー連載の「ちょっとヨロシク!」(吉田聡)
1985年から連載していた青春ギャグ漫画だよ。不良でスポーツでギャグでと今となっては時代を感じさせちゃうね。でもこの作品の面白さは今も輝きを失ってはいないと思うよ。

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後ろの列、左から二番目のキャラが番格「苺谷香」(いちごたにかおり)
つかゴリラ顔って言ったら一人しかいないか。しかしカワイイ名前。

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なにやってんだ?とお思いでしょうがこれ、自分の後輩たちのテスト勉強を妨害するため。深夜に打楽器を背負ってきて窓の外で乱れ打ちというシーン。

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当時、この強烈なキャラの苺谷の影響力がハンパなかったと思うんだよね。
「YAWARA!」(浦沢直樹)の大学の柔道部の先輩「花園薫」とかだいぶ影響が見受けられるよ。

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ジャンプ作品にもあるんだよ。「SLAM DUNK」(井上雄彦)なんだよね。
湘北バスケ部のキャプテン赤木剛憲はもうあだ名からしてゴリ。優等生タイプだし顔も比較的男前だけどね。
SLAM DUNKに見受けられる「ちょっとヨロシク!」の影響はほかのキャラデザインもそうだよ。後ろに並んだレギュラーキャラたちは桜木軍団の面々に似てるし隅っこにはメガネくんもいるしね。

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受け継がれるゴリ顔キャラの系譜。共通してるのは男らしさや力強さのイメージだね。あとは毛が濃いとか眉が太いとか唇が厚い。先輩とか親分キャラね。
変顔もパワフルで愛されキャラが多いかも。

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俺物語!!の猛男はゴリ顔キャラの系譜に新たに名を刻んだキャラだね。
でもなんでこのタイミング?ハハーン、あれかな?

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俺物語!!が実写映画化して主役に抜擢されたのは俳優の鈴木亮平さんだよね。漫画の中盤あたりからなんか鈴木亮平!似てるな〜!ってコマがちょくちょくあって、キャスティングも納得がいくってもんですよ。

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でその鈴木亮平さんは2018年大河ドラマ「西郷どん」の西郷吉之助役、主演をつとめてるんだよね。のちの西郷隆盛の役だよ。
つまりはそういうつながりで話題なんでついでに便乗って作戦なんじゃないかな。(身も蓋もない)

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大河ドラマも欠かさず見てるんだけど、鈴木亮平さんの西郷どん像のイメージがまた猛男のイメージとピッタリ来てるんだよね!これがまた面白いんだよね!

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猛男が時代劇してるみたいだよ。そう思ったらもうイメージを拭いされないなあw
西郷隆盛のお話だからしだいにドラマにも悲壮感が出てくるだろうし、役のイメージだって変わってくるかもだけどね。少なくとも青年期の吉之助像は猛男っぽい。
どちらかを読んでない、見てない方は話のタネにご覧になってはいかがでしょうかー!

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【ジャンプ14号】ONE PIECE 第896話 最後のお願い【感想】

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巻88発売中ですがジャンププラスでの電子版はまだラインナップされていないのでした

【ジャンプ14号】ONE PIECE 第896話 最後のお願い

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ルフィvsカタクリ、いよいよ決着かってのが前回。
ルフィと一味の合流地点、カカオ島にはすでにオーブンたちが大軍を布陣させて待ち構えてるんだよね。

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サンジもプリンちゃんの助けを借りて島に潜入してたよ。

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素直になれないプリンちゃん、顔芸がヒドいw
女の子を泣かせるなよなぁーサンジさんよぉー。

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「婚約者役はプリンちゃんでよかった」ってのは彼女にとっては複雑だよね。
良く言ってもらってるけど敵って認識のまんまなんだもんね。

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やっとの思いで「最後に一つだけお願いがある」って伝えられたみたいだね。
くわえたタバコをつまみとって…

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今回のサブタイトルはこの場面だね。
サンジとプリンちゃんがどうしたかはわからないまま話は流れてる。

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チューか!ブチューっとしたんか!周りがひくほどに!

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トリコの結婚式かいw

しかしコレはあとでフォローが必ず入ると思うからその時のおたのしみだね。


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ルフィとカタクリはダブルノックアウト!

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勝敗が決まったって感じではないよね。引き分けっぽい。

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そのころファイアタンク海賊団は…
ベッジがまたいいセリフをキメましたぜ!頭目〜!

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ベッジ側も決死の様相。それもこれも奥さんが感じた恩義をくんでその気持ちに沿おうっていうとこから来てるんだったね。
でも眼はまだあきらめてないぞ。がんばれ頭目!


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ふたたび立ち上がって対峙したルフィとカタクリ。
問答がクソカッコいいね!

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「ずいぶん未来を見てやがる…!」
見聞色で数秒先を読める強者カタクリが言ってこそのセリフだね。
自らの敗北を認めつつ再戦も伺わせているね。

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倒れたカタクリの口をハットで隠してあげてるルフィ。
これもカッコいい場面だね。

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すべてをさらけ出して戦ってくれた相手への心配りだね。
カタクリはフランペちゃんの横槍に「男の勝負に薄っぺらい援護などするな!」って怒ってたよ。ルフィにも「お前を格下とは思わねェ」って言っていた。ルフィは自分を認めてくれたカタクリに対して感謝の気持ちを向けていたよね。
ただそれは戦ったお互いでしかわからないこと。自分のために晒したカタクリの秘密。相手が倒れた時にそれをほかの誰かにそのまま見られるってのはしのびなかったってのもあるだろうね。


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鏡世界に現れた謎の救世主ナゾムズ!あ、すぐバレた!w
しかしその意志はなかなか熱いよ!

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ペコムズはいろんな事情があってけっこう複雑な立場なんだよね。
もうナゾムズとしていろんなしがらみから解放してやって欲しかったってところもあったw
ルフィは2年間別行動した仲間たちと偽物は見分けついてなかったのになあ…まあ戦いで成長したのかなw

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サンジの様子はふだんどおり。
そしていよいよ待ちあわせの時間だね。次回ルフィ脱出なるか?

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グッと来るキメ台詞が多かった回だったね!






【ジャンプ13号】青春兵器ナンバーワン mission66:卒業【感想】

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【ジャンプ13号】青春兵器ナンバーワン mission66:卒業【感想】

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修学旅行中の零一たちの前に現れたNo.04。とめる手立ては自爆前提のフルパワー開放だけ。自爆スイッチを押すのはエージ…ってのが前回。

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シリアス展開がいよいよ最高潮。ギャグ漫画のそれとするにはもったいないくらいの出来だよ。

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仲間たちの捨て身の援護がNo.04に一瞬のスキをつくる。
そこをついて零一がNo.04もろとも上空へ。

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構図や効果音にジャンプ作品のテイストが存分に含ませてあるね。
ドンッ、ガシッ、ギャオッともうふんだん。連載中盤のイメージで薄れがちだけど、実は一回目からの初期のあたりはこういう雰囲気だったんだよね。

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そのころは本人たちはマジメにやってるのにそれが笑いになっていたりしてたっけね。

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飛び去る零一を見て各キャラが回想してる場面。
今回は楽しい日々の思い出が涙をさそってくるね。

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地上から離れてDr.モサリーナのコントロールが弱まったのかな。
No.04が自我を取り戻してたね。

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もし学校に行けていたなら…泣けてきたよ。


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爆破直前のこの小さいコマがもうさ…!

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スイッチが押されたなって気づいてるシーンだよね。目がまん丸なのがなんかわからないけどすごく悲しかったよ。
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MAPPOの戦いは終わり、残ったナンバーズは姿を消したんだって。
次回に続くよ。


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コレってDr.モサリーナの野望を打ち砕いたのは「青春」だったってことだよね。

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そうだね。そしてみんなを守ったのは「友情」だった。
なんだよ…美しすぎるじゃないか!

戦いのクライマックスは鉄板ともいえる展開ですごくしっかりしていたよ。
胸がいっぱいになるような良い回だね。