39号 感想あれこれー!その1!
あれ!?
ジャンプのロゴの「ャ」が見えてる!
前号からジャンプロゴがだんだん見えてきてて45号くらいには丸見えになってるね。
表紙が片付いてスッキリ。店先で並んでると見栄えして見えるなあ。
さりげなく変化しててあんまり話題になってなかったような?w
ではまいりましょー!
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約束のネバーランド、誰にも言えない。
エマたちとの再会を果たすことを胸に秘め「飼育場」で今まで通りのふりで過ごすフィル。新しい家族の「収穫」を見送る苦痛に耐えるいたいけな心。誰にも知られない孤独の中で彼もまた戦っている。
そんなフィルの前に現れた「裏切り者」側の手の者アンドリュー。明らかにフィルが目的の来園。会ったばかりの相手のはずだけどフィルは動揺。逃げ隠れはできない状況、ヤバい雰囲気。
この場面の後フィルがどうなったかは少なくとも113話までは明かされてはいない…よね?
時間経過もあってフィルの安否は心配するところ。
ドンとギルダを伴った調査隊は途中、野生の鬼と遭遇したりしながらも順調にクヴィティダラの座標へ到着。そこはなにやらストーンヘンジのような場所…。
負けるもんか!って言ってるフィルがけなげで泣けちゃうね。
エマたちグリーンフィールド園の子供たちが特別に知能が高いってのがまた描写されてたよね。頭がいい子は高級品。鬼の知能って食べた対象に左右されるとかあるのかな。あとフィルの新しい家族たちってすでに登場してるキャラになんとなく似てる子がポツポツいるような。気のせいかな?
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ワンピース、斬ってチョンマゲ。
冒頭、大相撲興行中の「博羅町」の様子。土俵の上の「吊り屋根」はすっかり宙に浮いて描いてある。現実の大相撲のそれはもちろん上から吊ってあるんだけど、不思議な感じで浮遊しているように見えるのは誰にも覚えがあるものでは。その感覚だけをもってきて描くっていう遊び心が楽しいね。
ワノ国にある「身分制度」について垣間見える場面。下人なら女性を力ずくで娶っていいという、国技の横綱にあるまじき品格のなさ。食べ物を粗末にし、老夫妻のペットのタヌキを料理しろという胸くそ悪い横暴は後にバッチリ成敗されるフラグ。
タヌキ…かちかち山異聞って感じかな?
浦島をそそのかすマウスマンだけどさ、以前出たネズミ大佐といいワンピースではちょっとズルいイメージで扱われてるね。
やっぱゲゲゲの鬼太郎のねずみ男の影響がでかいのかな。
博羅町を仕切るのはお腹がライオン真打ちホールデム。人造悪魔の実SMILEはやはり本物のゾオン系能力者とは違って不完全なイメージ。って今さらか。
本人の気持ちとうらはらにお玉ちゃんのリアクションで場面はコミカルに。
一心同体でケンカする場面。手下にセリフで実況と解説させてるのおもしろいなw
ホールデムってなんだろ?って調べたら「テキサスホールデム」ってトランプのゲームがあるらしいよ。百獣海賊団の幹部はジャックをはじめトランプの記号みたいだし、そこから来てるっぽいね。
博羅町に正面から乗り込むルフィ一行。二階が丸く膨らんだ変わった建物…モチーフは石灯籠みたいかな。
風景はもちろんモブにも目を向けたいところ。小さいながら一人一人細かく描き分けてあり想像をかきたてられる。
というのは北斎の絵を目にする機会があってやはり風景の中に描かれている人々の様子に感心させられたから。ここから続く街中の場面にも存分に見ることができてホントに楽しい。
「でけェ狛犬っ」ってセリフがあるけど小さい狛犬が描かれてたコマがあったよ。気づいた?
力士の中にあってやはり特別に体格がでかい横綱、浦島。相撲自体もなんだか現実のそれとちょっとイメージちがうみたい?w
司会進行役の人がいて興行を盛り上げてるんだね。このポジションのキャラはグラサンかけてるってのはジャンプ作品のあるあるだね。
ドラゴンボールの天下一武闘会のアナウンサーとかね。ヒロアカのプレゼント・マイクもか。でもHUNTER×HUNTERは女性キャラかな。
まんまとお菊さんを連れ去られるゾロ。「裸の男を斬るのはどうかと」…んん?
たしかに相手は丸腰丸見えですけども。
まあ妙な遠慮をしたとは思うけどねw そもそもルフィたちはお相撲さんたちを敵とは認識してないからさ。
「卑しきはあなたの心」横綱のマゲを一閃。
大ウケしたルフィと同じくこっちも大喜びしましたよw
浦島、横綱としても士族としても面目丸つぶれだね。
やることなすこと品がないキャラというね。刺青も印象良くないなあ。作品の世界観的にはOKだけど力士的には風上にもおけないキャラだね。
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僕のヒーローアカデミア、俺ギラギラしてます。
いよいよヒーロー科へ…待ってました心操くん!描き込み細かい表紙絵。さらに複雑なデザインのマスクで口元が隠れたことは逆に眼の印象を強めてるね。
もう何十歩も遅れている、馴れ合うつもりはないと挨拶した彼。引き締まる雰囲気。
文化祭を経てますます仲良しなクラスの様子も好きなんだけど、訓練は訓練でピリッとしてなきゃだもんね。このタイミングでの編入にワクワクさせられちゃうね!
お互いを「敵」と認識しての戦闘訓練。そこで激しく葛藤しちゃうとこが飯田くんだよなあw
激カワ据え置きプリズンはあなどれないデザイン。
両クラスのチームわけ。まだまだ未知の部分があるB組の面々に期待は高まりましたよ!
四番チームの凡戸くんのキャラデザイン好きだなあ。
わりと遠慮なしの戦闘訓練。出ばなB組の宍田くんは切島くんと梅雨ちゃんをかなりの勢いで投げ飛ばす。
敵、遠慮しないからね。そのための訓練っていえばこうなりますよ必然に。
一気に攻めかかる宍田くんを封じ込めたのは心操くんの個性とサポートアイテム。他人の声で喋ることができる「もう一つの声帯」ペルソナコード!複雑なデザインがいろいろと刺激してくる。カッコいい!
その使いようでより強くなるって感じのアイテムだよね!面白い戦いを期待できそう!
宍田くんの口調、「恋するワンピース」の嘘風くんを思い出してしょうがないw
彼ね!w 「恋するワンピース」ジャンプ+で大好評連載中だね。
何口調っていうのかな。オタクなイメージの口調だけど、志村けんのバカ殿様と一緒にいるご家老様のそれだと思うんだけどなあ。
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Dr.STONE、そは大海へ続く一滴。
Cカラーは檻を破るクロム。キャラの浮遊感でハジケるような勢いを感じる画。竹の瑞々しい色が印象的に感じるのは左後ろの女性の赤い服が補色になってるのもあるよね。
うへへとさせるサービス精神も感じるよ!w
囚われのクロムを監視するのは元警察官の陽。チャラい口ぶりには妙なリズムがあって印象こそ良くないんだけどキャラにリアルな存在感を与えている。初登場って感じでは全然ないね。
脱獄を助けたのは何者かによる電池の差し入れ。クロムは大樹と杠からの助けと思ったようだけど…股間にブツを隠して感謝する絵面に笑いがw
汗を電気分解してテッテレー!漂白剤ゲット!かくして自力で脱獄成功!いいぞクロム!
それぞれが離れていても同じ科学を作り上げてたってカッコよかったね。
クロムが「お塩」って丁寧に言ってるとこがちょっと好きw
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ハイキュー!!、かつては反目。
前回あれだけ盛り上がったけど日向のスパイクはカスッてチョロり。味方全員が白眼w
良く見て!西谷は白眼むいてない!だいぶあきれてるけども!
コート内に和んだ雰囲気が流れるなか、外から見てるほうは「日向めっちゃ跳んでた?」と息をのんだ様子。そして…?
研磨にとっては想定外。知らない人が見たならただのオープン攻撃が彼の思考を回転させまくっているという状況。一段とおもしろくなってまいりました!
今度はバッチリきめた!かー!爽快ッ!
月島によると「日向が良く跳ぶ」ことを頭に入れておかないと、ブロッカーは先に落ちてしまうとのこと。
同じセッターとして。オープン攻撃を敢えて続けた影山の勇気を理解しているスガ先輩。
はやさに囚われる影山はもう居ない。その一方でオープンに頼りきりではない影山。いやあ、頼もしいかぎりだね。
影山が「時間を作る」ハイセットをするにいたるには、日向の「楽をするファーストタッチ」があったからってのがあると思うんだよね。
それって選抜合宿へ押しかけ球ひろい修行をしていた時に青葉城西の国見くんのプレーを参考にして身につけたことだったよ。
影山と国見くんは同じ中学出身で、その時は同じチームでプレースタイルの違いから反目し合ってた。
そういう相手からの影響が巡り巡ってきて、日向というフィルターを通して、全国大会のこの場面で生かされる結果に繋がってきてるんだね。
日向と同様に影山にも中学から繋がる背景があるって見れるのか…うわ、コレおもしろいね!
オープン攻撃は基本的なプレー。ゲームで言ったら戦士の直接攻撃のイメージ。
研磨が視線を向けたのはベンチの猫又監督。メンバー交代、以心伝心。
海くんと交代したのはブロックが得意な犬岡くん。高さの補強、それは「2枚の盾、装備」。まだまだ試合の行方はわからない。
日向の「ンモーッ!」っての気持ちがこもっててリアルな声だしに感じたよw
猫又監督も対戦相手のプレーで喜んで見てたね。
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仄見える少年、金未来杯エントリーNo.1、後藤冬吾先生、松浦健人先生の登場です。
カラー扉上手いですね。手がこんでるのに整理されてて見晴らしの良さを感じる構図。服の生地や髪の質感の塗り分けが目をひきます。夕焼け空が綺麗で印象的。
扉同様、中のほうも1頁1頁が読みやすい印象。小道具も細部まで丁寧。キャラ作画もアクがなくて好印象。
鼻メガネヒロインの宮子ちゃん、いいですねぇ…!
目隠し系キャラは最近多いような。とはいえ主人公伊織景くんのお姉さんは色気も近寄りがたさもあってかなり良い感じのキャラ。
トーンの張り忘れのコマがあるんだけど、こっちは清楚系に見えてコレはコレでアリだなあw
背後の霊怪が首を伸ばして顔を覗きこんでくる場面。荒い呼吸が「あっちいこ」でピタッと止まる演出…怖ぇーよー!
原作の後藤先生は以前にも同名の読切を発表していてそちらでは心霊写真の霊がこっちを見るってのがほんとにコワかった記憶。
主人公の「力」が発動する山場。ゾッとさせながら景くんにはカッコよさもありますね。
全体的に高いレベルの作品だったと思います。
たくさんのオバケに視線を向けられるのってやっぱりコワいよね。で上の画像だけど、左下のふつうのオバサンっぽいのがいるのがやたらコワいんだけど!
似た人、けっこうそこらに居そうよ?
ヒーッw
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ブラッククローバー、無敵×2。
ヤミ団長と転生シャーロットはひとまずはブレイク。ソル・マロン、今度はヤンチャ女呼ばわり。
それでも一般人の避難誘導を指示したりして、ヤミ団長良いとこ見せたんじゃない?
王都襲撃のどさくさで牢から出たゲルドルとそこに現れたレブチ。成り行きからタッグを組むことになったみたいだけど、アレこれもまた強いんじゃない?w
紅蓮の獅子王本拠地で団の全員を相手取るのは転生ランドール副団長。
拳法家ポーズに洋画俳優なみのルックス。敵ながらカッコいい登場。
次回の戦いぶりもやっぱり拳法家っぽくてすごく良いんだけど…副団長、前に出番あったかな?記憶にない…w
ここで初登場…かな?
ここで初登場…かな?
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39号 感想あれこれ その2に続きます。
よろしくお願いいたします。