コミックス1巻 5月2日発売!
【ジャンプ17号】アクタージュ scene10.顔合わせ映画「デスアイランド」のオーディション。景ちゃんの組は彼女の演技でブチ壊しに。落選確実かと思いきや四人ともが合格して…ってのが前回。
今回の扉絵は美女二人の魅力的な絵だね。oh!セクスィーデース!
オーディション合格の連絡を受けた黒山組事務所。雪さん、合格が信じられないって様子ですよ。
まず不正を疑われてるのは黒山監督の人徳のなさのせいだよね。アリサ社長の圧力はその次ってとこかな。合格の報せは景ちゃん本人も正直信じられないって様子。たしかにオーディションはいいとこなしで終わった感があったもんね。あと手塚監督は酔狂なとこもあるかもしれんけど、景ちゃんの演技になにかを感じてたのは確か。黒山さんよ、みくびってちゃアカンよ?
そんなことはつゆ知らずいろいろ自分を省みて「ダメだ」っていう景ちゃん。
景ちゃんの一番の心残りは同組だった茜さんが女優になる夢を今回のオーディションにかけていたことについてだね。ブチ壊しにしちゃったって思ってる。
「役者じゃなかったら私は一体何者なのよぉ…」
これまでになく落ち込んでますよ。雰囲気で泣き上戸になるそうで。
飛び蹴りくらった高二郎さんのアドバイスは「迫真の演技は暴走とは違う」。そして次は暴走しないようにコントロールする方法を見つける事が課題ってわけね。
景ちゃんに足りないもの、その一つが「自分を俯瞰する力」だってよ。
実際にある技術ってことですが。
(イメージとしては)幽体離脱みたいなものってことね。ふむふむ。
自分を客観的に見るカメラみたいなものをイメージする方法ね。
演技に限らず、こういうイメージ方法は聞いた時があるよ。
プロ野球選手の人がバッティング練習をする時にこれをやってフォームを調整してるってテレビで見たことある!
日常生活や仕事でもしてることあるんじゃないかな。思いついたのは自動車の車庫入れとか縦列駐車とかの時とかね。フォークリフトやトラックの運転とか死角を意識しなきゃならない仕事してる人は「俯瞰」をイメージしてると思うよ。
あとは外食してる時。誰かに不快な気持ちをさせないようにとか…これは違うかw
役者なら技術は役者から盗め。オーディションはそのため。特に百城千世子のテクニックは異常っていう。
全部飲み込んで演じてこい。盛大に応援してるようでいてちょっとその口元はワルい感じのやつじゃないのかなコレ。
おうおう黒山さんよ、なにを企んでいやがるんだい?
不正じゃないの、不正w
場面変わってキャストの顔合わせ会場。一緒にオーディションをした三人は皆さんめでたく合格したもよう。とはいえ内容が内容だっただけになんだかギクシャクとしてるね。
チラッとづつだけど他の合格者のみなさんが初お目見え。うーん、まだどんな人たちかまではわからないね。
スターズ側の俳優は忙しくてみんな間に合わないって…ほんとによくあることかいな?
そこに現れたのは百城千世子!
ナンバーワン女優だし一番忙しそうなもんだけどそこはそれ、だよね。
この前の映画の制作発表の時も直前に撮影してたよね。NGなしの演技でスケジュールを短縮したりしてるってことだったけど、今回は間に合わないパターンだったね。
内心で野心をギラつかせてるところ、千世子さんが「あ 源真咲君」と気が付いたよ。無名の自分達なんて「眼中にない」と思ってた源くん、面食らった様子。
オーディション組の一人ひとりを関連作品でチェックしてる?これまで見せなかった百城千世子の新しい一面だよね。お芝居についてウキウキでペラペラだね。可愛らしくふるまってるけど、周りが「!?」って表情をしてるせいで異様な感じになってる。面白いシーンだね。
手塚監督の様子も気になるね。芝居好きで話好きな「キャラ」?単にそういう性格ってだけなのかなコレ。
もちろん景ちゃんもチェック済。演技は「まさに迫真」。この点は飛び蹴られ侍役の高二郎さんの評価と同じだね。
「一体どうやってるのアレ?」
おおっ!?そう来ましたか!
百城千世子の異常なほどの演技の技術を盗む気まんまんで来たのにね。
自分に持っていない物をもっているハズの相手が、自分がしていることを逆にどうやってるか聞いてきたってのはかなり意表を突かれたね。美女ふたりの対峙。主人公とライバルの邂逅はビジュアルとはうらはらに波乱の予感に溢れているよ!
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面白くなってきたよね。ここにほかのスターズの俳優も加わってくるんでしょ?
技術を盗むつもりが「迫真」で対決とかあったりしてね。
ますます楽しみですよ!