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【ジャンプ30号】アクタージュ scene22.ありがとう

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Cカラーはデスアイランド編の主要キャラが揃った一枚。そしてコミックス2巻の表紙もお披露目だね。各キャラ色が着くと印象が変わるもんだねえ!

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とくに千世子サンだよね。黄色っていうかゴールドっぽい瞳だけど、大物芸能人の近寄りがたい存在感があってキャラのイメージにはまってると思うよ。コミックスは未読の人でも表紙買いしちゃうでしょコレは!



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天使の仮面。それは他人の目が怖かった子供の頃の千世子サンが憧れの女優に見出された時に生まれた。観客のためのその仮面を磨きあげればあげるほど感じる孤独。それで良いと思っている千世子さんごとそのままに、景ちゃんは千世子サン演ずる「カレン」との友情を「ケイコ」として演じた…ってのが前回。

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あとはケイコがカレンの身代わりになるクライマックスシーン!というところで大雨の水が二人を襲うんだよね。今回の冒頭は前回ラストシーンをダブらせてはじまってるね。



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流されながら「行って」と告げた「ケイコ」。そうだよね、あらためて見ると流されながら役として演技してる。「仮面」に通じる「映画への執念」を秘めたからこその表情かな。

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暴走と評されてたほどの役への没頭が事故のさなかでも芝居を続けられる強靭さに繋がってるのかな。功を奏した、って言ってる場合じゃないけど景ちゃんのすごいとこが出たシーンだね。

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流れに消えた「ケイコ」を呼ぶ「カレン」。アクシデントの中まだ続いた芝居に応えたかたちだけど、これ実は演技かどうか微妙なところだったよ。

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現場裏のテントでモニター組は唖然。手塚監督、青ざめちゃってる。

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磨きあげた仮面をつけて演技している千世子サン、動けなくなってしまってるよ。
「一人でいい」と隠しきっていた素の部分の感情が、磨きあげた強固なはずの「仮面」でも覆いきれなくなった…のかな。

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最後の「ありがとう」のセリフ。やっとふりしぼって出したって感じ。弱々しくていつもの天使の仮面のでは全然ないけど、ありのままの素顔を晒したみたいな演技だね。

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かつては否定的だった素顔の演技を今してるんだよね。役作りから始まったとはいえ景ちゃんの心からの「友情」とアクシデントのショックが重なったことで千世子サンの素の部分を引き出されたってとれるね。

そうしてカメラのレンズが捉えたのは、千世子サンの横顔…。子供のころの千世子サンが好きだった「誰かに見られているなんて思いもしない無意識の表情」だよね。常に俯瞰の視点を意識し把握してた彼女がそれをできなくなった瞬間、つまり仮面が壊れてしまった時っていうことだよね。


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ぽつりとこぼしたみたいな「カット OK」の声。手塚監督は千世子サンの演技を見て気持ちを奪われてるってとこかな。

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撮影が中断されなかったのはやっぱりカットって声がかからなかったから。これは崖に飛び込んだ時もそうだったけど景ちゃんの演技からの影響だったかもだし、プロとしての意識からだったからかもしれないね。

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カットがかかって一斉に景ちゃんの救助へ。千世子サン懇願の様子だね。
たった一言のセリフだけの時間だったけど映画にとっては重要な所だったよね。

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景ちゃん無事だったよ。良かったね。
死にそうな目にあって考えた事。それは大切な人達に二度と会えなくなる事よりも顔をケガしてないかどうかだった…!

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流されたほうの林には手塚監督の指示で安全対策のネットが張られていたんだね。撮影前から危険なことは言われていたけどここまで備えてたとは…やるね!でも、もしかしたら前に役者が崖に飛び込んだ事がよけいに万が一の事態を想像させたのかもw

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顔の怪我についてのやりとりは撮影開始前のやりとりをうけたものだね。
千世子さんがこたえた言葉からは景ちゃんを役者として認めたってことがうかがえる。そして相手を綺麗なままだって言ってるのはたたえる気持ちと、なんとなく友情も感じさせたりするね。


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掠り傷程度の軽傷ですんだけど、撮影最終日まで熱を出しちゃった景ちゃん。
元気になったころに撮影はちょうどクランクアップしちゃってたよ。

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今まで寝込んでたから花束を受けとりそびれてたんだね。スターズのトップ二人に挟まれて逆に良かったんじゃないのかなw

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オーディションからクランクアップまでのことをちょっと思い出した景ちゃん。こういう時こんな気持ちになるなんてと新しい感情に出会ったみたいだよ。

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「ありがとう」か…。偶然だけど千世子サンのクライマックスでのセリフと同じだったね。

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「常に素の自分を演じているよう」と言われてた景ちゃんの本当の素の表情だよ。知らない感情は演じることができなかった彼女が、今は知らなかった嬉しさをストレートに表に出してる。なんかもうジーンときた…!

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となりにいる千世子サンは何を思ってるかな…?


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バーベキューをモリモリの景ちゃん。役者になった嬉しさを噛みしめてますよ。肉とともに!

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ボクの感動をかえせ!w
まあそれは冗談。景ちゃん健啖家でらっしゃるのね。

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堂上さん結局最後までいたんだねw 説明セリフ言ってる星アキラとふたり、キャラの扱いがぞんざいコンビだね。

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景ちゃんが流された時、アキラか武光くんのどちらかが助けに行くのかって思ってたんだけどなあw
ま、あそこは手塚監督が指示して安全対策してなきゃならない場面だったもんね。

ちなみに死にそうになったときの走馬灯にアキラは影もかたちもなかったよワッハッハ。


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バーベキューもたけなわって感じかな。手塚監督と千世子さんの会話のシーンだね。

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クライマックスシーンの千世子サンの芝居は誰もが驚くもの。「怒ってる?」って聞いたのは千世子サンが無反応だったからだよね。
前から手塚監督は千世子サンのお怒りを敏感に感じてるとこあったよね。

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千世子サンは自分のことは触れずに映画そのものの出来についてを話したね。仮面かぶってる感じ。
アリサさんにバレたらヤバい。アリサさんってスターズ事務所の星アリサ社長だね。

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新人監督時代の失敗で職を干されていた手塚監督。星アリサ社長に拾われた立場だから、今回の監督のこだわりを優先して撮影が左右されたことは命とりになりかねない事態なんだもんね。

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手塚監督の言う生意気な後輩って黒山墨字監督だね。あのヤロウ。

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監督として業界で生きていくために上からの指示の言いなりになっていた手塚監督。いわば監督の仮面をかぶっていて自分がやりたいことをずっと隠してきたんだろうね。

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手塚監督が自分に安心したっていうのはつまり…

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なにをさしおいてもやりたい事があるって気持ち。そういう素顔の自分がまだ残っていたってわかったからだね。手塚監督もまた今回の撮影で自分の中の知らない部分を知ったんだね。


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千世子サンと話をしてなくていいのかって言われてギクッとした景ちゃん。いろいろ言いつけを守れてなくて怒られそうなんだとか。

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まだ食うw 
演技のための役作りからの友情は確かなものだったけど、リアルでの友情はそこまでじゃないもんね。ビビってるのはそこらのギャップからかも。

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なんつってたら千世子サンから話しかけて来たよ!反省か…デート…ダメ出し食らうのかな?や、ヤベー!

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恐怖の反省会w 次回も注目ですよコレは!


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こちらも一足お先に反省会しなきゃね。
アクタージュはたくさん記事になったぶん、反省点も多いわけで…。

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手塚監督の裏の思惑について予想みたいなこと言ったけど全然関係なかったんじゃね?

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「崖から飛び込ませたのはわざとだった!」みたいなアレね。そうだね、全然関係なかった(おしょんぼり)

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黒山監督のさしがねみたいな事も言ってたなあ(真っ赤)
回想で前にからみがあったってとこはあったけど全然遠いよね。


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水に流された景ちゃんって自力で生還するかと思ったとこもあったんだよね。身体能力高いし崖から飛び降りれるし嵐の海に飛び込めるからってことで。

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誰か男性キャラが助けに行くかもってのも考えてたけど別々に書いたらテキトーこいてるっぽくなったねw ダメですよ無責任な憶測はw
ま、手塚監督がこんなこともあろうかとなグッジョブ采配したんでそこは良かったよね。


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作中で「夜凪ちゃん」呼びが定着したんで、僕らが景ちゃんって呼んでるのがなんだか違和感を生んじゃってるんだけど(汗

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柊雪さんが景ちゃんって呼んでたからそれを倣ったんだけど今となっては直すタイミングもなく。これちょっと悩んだよねw



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今回はこれまでの展開をドンとまとめたような濃い内容の回だったんじゃないかな。

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単行本2巻も買って見直さなきゃね。次回は百城夜凪反省会。そして新展開もあるだろうから楽しみだね。

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(反省会って枕投げだったりして…イヤ次こそ飛び蹴り合戦に違いあるまい!)